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2016年4月12日 フィスコ

ショートポジションなどはいったんクローズする動きに

 日経平均は反発。177.66円高の15928.79円(出来高概算21億3000万株)で取引を終
えた。原油高が材料視されるものの、米国株安や1ドル107円台の円高が嫌気され、売
り先行で始まった。しかし、寄り付き直後に15700円を下回る場面もみられたが、そ
の後は早い段階で上昇に転じている。
 資源関連や景気敏感セクターを中心に自律反発の動きが強まると、為替市場では円
相場が1ドル108円台を回復。円高一服が好感され、日経平均の上げ幅は一時200円を
超える場面もみられている。16000円接近では上値の重さが意識されたが、日経平均
は3ケタの上昇で本日の取引を終えている。

 15500円処での下値の堅さが意識される一方で、日米欧などの20カ国・地域(G
20)財務相・中央銀行総裁会議が14日から開催されるほか、17日には産油国の減産合
意に向けた会合を控えているため、為替相場や原油相場の落ち着き等が意識される。
そのため、これまでのショートポジションなどはいったんクローズする動きに向かわ
せやすいだろう。

 とはいえ、ニューポジションで上値を買い上がる需給状況にはなく、16000円処で
の戻り待ちの売り圧力といった需給には警戒しておく必要はある。
(村瀬 智一)