第59回
会田 誠毒をもって現代アートに風穴を開ける
週刊ダイヤモンド編集部
思考を強要することはあっても、賛美や共感を求めはしない。会田作品のすべてに散りばめられた毒は、人びとの意識、社会、時代を、刺激せずにはおか…
2008.12.19
第59回
週刊ダイヤモンド編集部
思考を強要することはあっても、賛美や共感を求めはしない。会田作品のすべてに散りばめられた毒は、人びとの意識、社会、時代を、刺激せずにはおか…
2008.12.19
第58回
週刊ダイヤモンド編集部
柿沼は昭和の三筆、手島右卿が晩年にただ一人迎えた最後の門下。何畳分もの大きさの紙に墨をたたきつけていく様は、長大な剣を振るって立ち回る古強…
2008.12.12
第57回
週刊ダイヤモンド編集部
奨学金で自治医科大学へ、地元で内科医として勤めた。しかし眼科を諦め切れず、奨学金を完済し東京大学に移籍。「労を惜しまなければ、道は開ける」…
2008.12.5
第56回
週刊ダイヤモンド編集部
幼い日の夢は探検家。昆虫を追って野山を駆け回り、庭に寝そべり天の川と向かい合った。その途方もない美しき銀河系の不思議に引き込まれ、好奇心は…
2008.11.28
第55回
週刊ダイヤモンド編集部
整形外科医に見放された老人たちが、祖父の治療によって痛みから解放される様を見て育った。中村が大学で東洋医学の研究に没頭したのは当然の流れだ…
2008.11.21
第54回
週刊ダイヤモンド編集部
2つの処女作品集で、写真界の芥川賞といわれる木村伊兵衛賞を射止めた。藤原新也に「ブラックホールのような負の輝きを放つ」と言わしめたその作品…
2008.11.14
第53回
週刊ダイヤモンド編集部
「こんなに美しい音の存在を知ってほしい」―。「歌うような」と多くの評論家が須川の音を形容する。巧みな楽器さばきはもちろん、語りかけるような…
2008.11.7
第52回
週刊ダイヤモンド編集部
奏法があまりにも複雑なため、「絶滅寸前の楽器」といわれてきたアルゼンチンタンゴの主役・バンドネオン。しかし、その型にはめられることのない自…
2008.10.31
第51回
週刊ダイヤモンド編集部
「泣きたくなるような」と作家の村上龍がたとえたその音色は、単旋律を奏でただけで、物語性を抱き始める。生成りのセーターのような温かいその音色…
2008.10.24
第50回
週刊ダイヤモンド編集部
「今はただ完璧なスウィングを追い求めている。球筋や勝敗を気にする段階ではない」。16歳の少年が見据える理想は、おとなたちの視線の先をはるか…
2008.10.17
第49回
週刊ダイヤモンド編集部
山村の哲学的思考は、プリートパルンやノルシュテインの作風に大きく影響を受けた。一時代にしか生きられない商業的「アニメ」とは隔絶した作品世界…
2008.10.10
第48回
週刊ダイヤモンド編集部
2007年、「ニューズウイーク」誌「世界を変える社会起業家100人」に日本人としてただ1人選ばれた。「目的は収益拡大ではない。あくまで社会…
2008.10.3
第47回
週刊ダイヤモンド編集部
建築家としてより、アーティストとしての評価が先行してきた。しかし、「あくまで建築というフレームをはみ出すつもりはない」。テーブルも椅子も空…
2008.9.26
第46回
週刊ダイヤモンド編集部
1990年のチャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門で、史上最年少、日本人初、審査員の満場一致という異例ずくめの第1位に輝き、18…
2008.9.19
第45回
週刊ダイヤモンド編集部
「私は生きている、社会に役立っている、との自覚を他の世界に見てみたい」。テレビの時代劇からシェイクスピアまで、その表現のフィールドは狂言の…
2008.9.12
第44回
週刊ダイヤモンド編集部
「好きなサッカーで 世界に胸を張れる 選手になって下さい」。たった3行を残して、母は自死した。それから20年。母の思いのすべてをくみ取ろう…
2008.9.5
第43回
週刊ダイヤモンド編集部
後に人間国宝に認定された父は、これまでにない斬新な作風を確立した。「400年前にそうしたように、今に受け入れられる新しい仕事をせよ」、父は…
2008.8.29
第42回
週刊ダイヤモンド編集部
大学2年生で初めて世界選手権を制した後、極度のスランプに襲われた。そして11月、世界選手権開催。「今度はチャンピオンではなく、チャレンジャ…
2008.8.22
第41回
週刊ダイヤモンド編集部
長編『シンセミア』は、時に、金属が擦れ合うような、腐臭がまとわり付くような不快感を与えるにもかかわらず、読者はいつしかその世界にのめり込ん…
2008.8.8
第40回
週刊ダイヤモンド編集部
「機能性を突き詰め近代建築は、そこに集う人を置き去りにしているのではないか――」。ずっと抱いてきたそんな違和感が、中村の“人と響き合う”建…
2008.8.1