飲み会を断り続けて味方が増える人、減る人の違い
渡部 幹
職場のコミュニケーションを円滑化するために、飲み会は必要か。議論が分かれるところだが、肝心なのは飲み会に参加することではなく、コミュニケー…
2015.1.21
この連載の趣旨は、ビジネスマンのあなたが陥っている「ブラック」な状況から抜け出すための「心」を獲得するために、必要な知識と考え方を紹介することにある。社員を疲弊させる企業が台頭する日本社会では、「勝てない組織」が増えていく。実はその背景には、マクロ面から見た場合の制度的な理由がある一方、日本人の持つ国民性や心理もまた、重要な要因として存在する。そうした深いリサーチが、これまで企業社会の中でなされてきただろうか。本連載では、毎回世間で流行っているモノ、コト、現象、ニュースなどを題材として取り上げ、筆者が研究する「ニューロビジネス」的な思考をベースに、主に心理学や脳科学の視点から、その課題を論じていく。あなたは組織の「黒い心理学」を、解き明かすことができるか。
渡部 幹
職場のコミュニケーションを円滑化するために、飲み会は必要か。議論が分かれるところだが、肝心なのは飲み会に参加することではなく、コミュニケー…
2015.1.21
渡部 幹
タダ乗り社員が跋扈するのは、ブラック企業――。その考え方は間違いである。超優良企業にもフリーライダーはいるのだ。しかも彼らは「知性派」だけ…
2015.1.7
渡部 幹
専務一派が社長を追い出した企業のクーデーター、そして1人の女子学生を巡る騒動の背景に横たわっていたセクハラ・ストーカーの闇。筆者がこれまで…
2014.12.17
渡部 幹
グローバルコミュニケーションの重要性が問われて久しいが、真のコミュ力とは異文化に染まらず相互理解を深めることができるコミュ力だ。これは日本…
2014.12.3
渡部 幹
筆者は現在、ワシントンDCで行われている北米神経学会に参加している。その中で出た興味深い議論が、「物理的な温かさは人間関係も温めるのか」と…
2014.11.19
渡部 幹
日本の男女平等度は、先進国中で最低レベルにあるという。だが、実際に日本の職場を見るとそんな雰囲気はない。このギャップを解き明かすヒントにな…
2014.11.5
渡部 幹
大手金融会社の人事部で働いていた女性が筆者に語ったこと、それはまさに、組織にはびこる黒い心理学の実例だった。問題は、当時幹部候補と言われて…
2014.10.15
渡部 幹
気づけば、入社数年目の女子や派遣社員を中心に仕事が回っている――。あなたの職場は、そんな状態になっていないだろうか。働かないオジサンが増え…
2014.10.1
渡部 幹
なぜ日本の多くの組織は、グローバル化に苦労しているのか。この問題提起は、日本の負け組組織を考える際も、実は大きな意味を持つ。マレーシアの小…
2014.9.17
渡部 幹
今の若手は、何かと言えば「ブラック企業」だと言い、自分たちが若いときほど熱心に働かないと上司は嘆く。バブル期に流行った労働ソングの歌詞を見…
2014.9.3
渡部 幹
今回は趣向を変えて、グローバル時代のリーダーに求められる「白い心理学」をお伝えしよう。真に優れたリーダーとは、どんなタイプなのか。数多くの…
2014.8.20
渡部 幹
最近、日本にも「自己愛型」の社員が増えているように思える。そうした傾向は、組織内に様々な支障をきたす場合がある。たとえば、グローバル時代に…
2014.8.6
渡部 幹
フリーライダーが世間の耳目を集めて久しいが、足もとで社員のタダ乗り問題はより複雑化しているようだ。あなたの職場に、頭もいい、人もいい、でも…
2014.7.23
渡部 幹
根っからのワルい企業ばかりでなく、普通の職場が気づけばブラック化していると思しきケースは多い。背景には、社内の制度的ひずみと、それに伴う弱…
2014.7.9
渡部 幹
今の日本人には、他人との比較によって自信を失ったり、他者に対して優越感を感じたりする偏りが見られる。「自己高揚」と「自己卑下」という観点か…
2014.6.25
渡部 幹
なぜ人はブラック企業を辞められないのか。その背景には、今の関係から他の関係に移る際に得られる「利益」の評価軸の違いがある。たとえブラック企…
2014.6.11
渡部 幹
社員を疲弊させる組織には、「黒い心理学」が根付いている。ニューロビジネスという思考によって、心理学、大脳生理学的な側面から、「勝てない組織…
2014.5.28