第15回
中韓にボロ負けでも日本製品の信頼は揺るがない!マレーシアの運転手が教えてくれた組織再生への視点
渡部 幹
出張でマレーシアに行った際、インド人のタクシー運転手の言葉にハッと気づかされた。「日本のメーカーは違うよ。韓国や中国のメーカーと比べてもま…
2013.1.23
職場で「不快感」を訴える社員が急増している。成果主義的な評価制度を導入する企業が増えたことにより、チームワークよりも自分の業績を重視する社員が増え、「ギスギス職場」が生まれているからだ。一方で、年功序列と終身雇用が崩壊しつつある職場では、職場の「世代間ギャップ」もかつてなく広がっている。こうした職場は結束やコミュニケーションを失い、社員の不快感は増していく。職場の不快感を取り除くには、制度的な「仕組み」を導入するだけでは不十分だ。部下1人1の「心」に効く、メンタル・マネジメントの方法論を上司が体系的に理解しておく必要がある。この連載では、日本の職場で起こりがちな「不快感」の臨床例を毎回わかりやすく紹介し、それを解決するメンタル・マネジメントの方法論を、社会心理学的な視点を織り交ぜながら、詳しく解説していく。
第15回
渡部 幹
出張でマレーシアに行った際、インド人のタクシー運転手の言葉にハッと気づかされた。「日本のメーカーは違うよ。韓国や中国のメーカーと比べてもま…
2013.1.23
第14回
渡部 幹
日本人のプレゼンの下手さやつまらなさは、一目瞭然だ。プレゼン後に質問が殺到すると、欧米人に喜ぶのに日本人はビビってしまう。こうした背景には…
2012.12.12
第13回
渡部 幹
今、企業で最も重視される能力の1つがコミュニケーション力、いわゆる「コミュ力」だ。昔は業務に必要な職人技が暗黙知によって自然に継承されてい…
2012.11.28
第12回
渡部 幹
大学、会社、結婚など、日本は“籍”を持つことで安心を得る「堤防型社会」だ。これまではその価値観が、社会制度とマッチしてうまく機能していた。…
2012.11.14
第11回
渡部 幹
「新型うつ」を語り、周囲に責任を押し付け、甘えるタダ乗り社員が増えている。問題なのは、本当にうつで苦しんでいる社員にまで偏見の目が向けられ…
2012.10.31
第10回
渡部 幹
「頑張れば誰かが拾ってくれる」と考えるアメリカ人に対して、日本人は「どうせ頑張っても報われない」と考える。これは日本の労働規範が整備されて…
2012.10.17
第9回
渡部 幹
かつては、会社での縁が人生の縁になった時代があった。しかし、雇用の流動化が進む昨今、日本の会社員は人脈をつくることが困難になっている。増加…
2012.10.3
第8回
渡部 幹
どうせ何をやっても無駄だ――。現在日本企業には、こんな無力感が蔓延している。無力感が漂う職場で、ビジネスがうまくいかないのは当然だ。閉塞状…
2012.9.19
第7回
渡部 幹
米国とは違って日本の職場では、社内で評判が良い社員が必ずしも重用されるとは限らない。それは日米における人材雇用の流動性の違いに起因している…
2012.9.5
第6回
渡部 幹
働くモチベーションの核、すなわち「キャリア・アンカー」は、人それぞれ違う。チームのパフォーマンスを上げるためには、各人のアンカーを認知し、…
2012.8.22
第5回
渡部 幹
日本人を含むアジア人は、皆と同じことを重視する相互依存的な自己観を持っている。しかし最近の若手には、皆と違うことを重視する相互独立的な自己…
2012.8.8
第4回
渡部 幹
かつての日本では、軍部という最も「ムチ」が振るわれやすい環境においても、認知と感謝をもって部下を育てるという「アメ」の采配術があった。これ…
2012.7.25
第3回
渡部 幹
社員が滅多に会社を辞めなかった昭和時代と、雇用が流動化した現在とでは、上司が部下を叱る効果は様変わりしている。下手な叱り方をすれば若手の心…
2012.7.11
第2回
渡部 幹
長期休暇をとっている若手は、職場に1人や2人は必ずいるもの。最近では、「新型うつ」「社会不安障害」の社員も増えている。その背景にあるのは、…
2012.6.27
第1回
渡部 幹
あいつは“ゆとり社員”だから――。日本の職場では、こんな言葉がそこかしこで聞こえてくる。しかし、そうした“レッテル貼り”が若手社員を本当に…
2012.6.13