第50回
地域金融機関の経営統合は正しい選択か 静岡銀行、京都信金の取り組みにヒント
安東泰志
現在、半ば金融庁が主導するような形で、地域金融機関の経営統合が進められそうな気配がある。しかし、地域金融機関には地域密着型経営という特徴が…
2014.10.7
相次ぐ破綻企業への公的資金の投入、金融緩和や為替介入を巡る日銀・財務省の迷走、そして中身の薄い新金融立国論・・・。銀行や年金などに滞留するお金が“リスクマネー”として企業に行き渡らないという日本の問題の根幹から目をそむけた、現状維持路線はもはや破綻をきたしている。日本の成長のために必要な“真”の金融立国論を、第一線で活躍する投資ファンドの代表者が具体的な事例をもとに語る。
第50回
安東泰志
現在、半ば金融庁が主導するような形で、地域金融機関の経営統合が進められそうな気配がある。しかし、地域金融機関には地域密着型経営という特徴が…
2014.10.7
第49回
安東泰志
福島原発事故を引き起こしながら延命する東電と、金融危機を引き起こしながら救済された銀行は、同じ構造の上に成り立っている。それはどういうこと…
2014.9.4
第48回
安東泰志
ジーンズ大手「エドウイン」が、事業再生ADR手続が成立した、と発表した。この事業再生ADRは今後非常に有望視されている私的整理の手段である…
2014.8.6
第47回
安東泰志
池井戸潤氏が原作のドラマ、「花咲舞が黙っていない」の放送が好評のうちに終わった。主人公の杏が演ずる花咲舞の決め台詞は、「お言葉を返すようで…
2014.7.4
第46回
安東泰志
みずほフィナンシャルグループが、委員会設置会社へ移行することはまさに英断だと言える。ただ、経団連は相変わらず時代遅れの批判をしてちる。メガ…
2014.6.5
第45回
安東泰志
安倍政権の新たな成長戦略が、来月にも発表される。法人税の引き下げなど個別の政策が脚光を浴びがちだが、世界の投資家に「バイ・マイ・アベノミク…
2014.5.12
第44回
安東泰志
昨年12月に「経営者保証に関するガイドライン」が公表され、今年2月1日から適用されている。これによって中小企業の経営者は、身ぐるみ剥がされ…
2014.4.11
第43回
安東泰志
先月、金融庁の有識者検討会が、日本版スチュワードシップ・コードを公表した。同コードは、その取締役会に対し、企業価値極大化の責務があることを…
2014.3.17
第42回
安東泰志
国会で「会社法の一部を改正する法律案」が審議されている。結論から言えば、その中身は相変わらず中途半端。経団連を中心とした旧体制がコーポレー…
2014.2.17
第41回
安東泰志
昨年11月20日、公的年金など公的資金の運用の高度化を検討する政府の有識者会議が最終報告書を公表した。金融資産が200兆円以上を超すその資…
2014.1.20
第40回
安東泰志
長野県建設業厚生年金基金で事務長が、24億円もの巨額資金を着服した疑いで逮捕された。同基金は総合型だが、なぜ「総合型」ばかりに次々と問題が…
2013.12.9
第39回
安東泰志
政府は東電の除染や廃炉に関わる費用の国費負担を決定しつつある。そうであれば、東電を現状のまま生かして東電を介して間接的な損害賠償を続けるの…
2013.11.21
第38回
安東泰志
ドラマ「半沢直樹」ですっかり有名になった「金融庁検査」。現実の世界では、この下半期からその検査が大きく変わろうとしている。その内容には先進…
2013.10.24
第37回
安東泰志
「半沢直樹」が大ヒットして終了した。筆者も銀行の出身だ。私は基本的には、銀行員とは自らを磨き社会に役立つ職業だと思う。だが、残念ながらドラ…
2013.9.23
第36回
安東泰志
アベノミクス相場になかなか乗れないと感じている個人投資は多いのではないだろうか。その大きな理由の一つは、投資信託の手数料が高すぎることにあ…
2013.8.19
第35回
安東泰志
21日の参議院選挙は大方の予想通り連立与党の圧勝となった。アベノミクスは評価された形だが、「第一の矢」と「第二の矢」はあくまで時間稼ぎ。こ…
2013.7.24
第34回
安東泰志
安倍政権の新成長戦略が評価されなかった原因は、余りに総花的で全体像が体系的に説明されていなかったこと、何よりも産業の新陳代謝の鍵である「リ…
2013.6.24
第33回
安東泰志
「異次元緩和」は、銀行の資産運用戦略に大きな影響を与える。銀行、特に地銀や信金は、無理な海外展開、長期国債の購入、上場株式への投資などは控…
2013.5.17
第32回
安東泰志
成長戦略というと、どうも各論に走りがちである。各論をバラバラと論ずる前に、民間企業主導の成長戦略の大きな柱は何なのかをしっかり考えておく必…
2013.4.19
第31回
安東泰志
いよいよ、黒田新総裁が日銀の舵取りを担うことになる。目指すべきは産業の新陳代謝を進め、企業の活力を引きだすことによって需給ギャップを早期に…
2013.3.15