第26回
TOB価格引き上げの背景に行動ファイナンスの影響あり?
保田隆明
ユニゾンがアデランスのTOB価格を1000円から1200円に引き上げた。行動ファイナンスのプロスペクト理論によると、人は2つの利益をバラバ…
2009.5.28
仕事と両立しながら大学院に通い始めた保田隆明が、大学院で学ぶからこそ見えてきた新しい視点で、世の中の「経済・金融ニュース」をわかりやすく解説する。
第26回
保田隆明
ユニゾンがアデランスのTOB価格を1000円から1200円に引き上げた。行動ファイナンスのプロスペクト理論によると、人は2つの利益をバラバ…
2009.5.28
第25回
保田隆明
サブプライムローン問題をきっかけに従来のアメリカ型ファイナンス一辺倒で解決できないことが増えてきたが、金融のグローバル化が止まるわけではな…
2009.5.14
第24回
保田隆明
ユニゾンによるアデランスへのTOBに関して、メディアでは友好的な報道が多い。しかし、今回のTOBをあっさりと好意的に報道することは、今後の…
2009.4.22
第23回
保田隆明
IPO株では、初値が公募価格を上回ることが上場成功の証であるとされている。だが、裏を返せば、公募価格はもっと高く設定できたということであり…
2009.4.8
第22回
保田隆明
最近企業は、女子高生から20代前半の若い女性の購買力に着目し、彼女らをターゲットとした商品開発を続けている。その背景を探ってみると、「ガー…
2009.3.25
第21回
保田隆明
先週大学院の成績発表があり、無事1年目が終了した。今回のコラムでは、この1年間の経験から自分なりに考えた社会人にとっての大学院の意味を整理…
2009.3.5
第20回
保田隆明
記者の方々から「かんぽの宿の売却プロセスは通常のM&Aのプロセスとして妥当なのか?」という問い合わせを次々に頂いた。そこで今回は、この「か…
2009.2.19
第19回
保田隆明
最近、「今こそ株の買い時!」というメッセージを目にする機会が少なくない。そこで今回は「貯蓄から投資へ」の安易な提唱の危うさを指摘したい。以…
2009.2.5
第18回
保田隆明
先日、とあるニュース番組から「定額給付金」に関してコメントを求められた。そのやり取りの中で、果たして給付金の政策的意味合いや効果をどれほど…
2009.1.22
第17回
保田隆明
最近は、優良な企業でも資金調達が容易ではなくなってきている。企業が再びスムーズな資金調達環境を取り戻すには、銀行や投資家が恐れている「情報…
2009.1.8
第16回
保田隆明
法務省が第三者割当を規制する方向で動いている。第三者割当は手間暇コストのかからない資金調達手段だが、既存株主をないがしろにするケースも見ら…
2008.12.18
第15回
保田隆明
豊富な資金を元に日本企業が買収攻勢に打って出ている。報道のされ方を見ていると、日本企業万歳論のトーンがたぶんに出ているように感じるが、もっ…
2008.11.27
第14回
保田隆明
景気悪化の局面では、なるべく多くの事業を抱えて、1つの事業のマイナスを他で補えるようにしたいと考える経営者が増えると思われる。では、どうい…
2008.11.20
第13回
保田隆明
先日北京に出張した時、「北京の人たちはとにかくよく勉強する」という話を聞いた。学ぶことの貪欲さに関しては日本よりも高いそうだ。中国ではむし…
2008.10.22
第12回
保田隆明
いま世界で起きている金融危機がいつまで続くのか?その処方箋は?となると、皆目見当がつかない。最近はこのような質問をされることを嫌がる専門家…
2008.10.8
第11回
保田隆明
経済報道の中で当たり前のように使われる「株価と為替の値動きは連動する」といったコメント。しかし統計的に分析する手法を身に付けると、それらが…
2008.9.24
第10回
保田隆明
株式投資家が株式に投資をする際、国債よりどの程度高いリターンを要求するか?その数値を「マーケットリクスプレミアム」と呼ぶ。これは企業価値算…
2008.9.2
第9回
保田隆明
JR東海の株式への投資を検討する投資家の多くは、JR東日本との比較検討を行なうはず。今回の「呼値変更」は両社銘柄への株式投資をよりフェアな…
2008.8.19
第8回
保田隆明
先日受けた「ファイナンスのための数学基礎」の授業でのこと。基礎を学んだり、誰かに教える場合の効果的な方法について大いに教えられた。苦手意識…
2008.8.7
第7回
保田隆明
最近、航空会社は従来のエコノミークラスのシートよりも少しスペースの広い「プレミアムエコノミーシート」を導入しつつある。しかし、なぜ今までこ…
2008.7.23