「戦後最長景気」はもともと2014年の消費増税で途切れていた
高橋洋一
景気動向指数の基調判断が下方修正され「戦後最長」とされている景気拡大が怪しくなった。だが指数の動きを見れば、2014年4月の消費増税を機に…
2019.3.21
元財務官僚の経済学者・高橋洋一が、世にはびこるもっともらしい「俗論」の過ちをズバリ解説。
高橋洋一
景気動向指数の基調判断が下方修正され「戦後最長」とされている景気拡大が怪しくなった。だが指数の動きを見れば、2014年4月の消費増税を機に…
2019.3.21
高橋洋一
大阪の松井知事と吉村市長が入れ替わりで“ダブル選挙”に出る方向だ。「大阪都構想」の是非を問う住民投票を再び実施する狙いだが、「大阪都」が実…
2019.3.7
高橋洋一
野田市で起きた父親による小学生虐待死事件は、その痛ましさだけでなく、児童相談所や経験のある職員が不足し「SOS」を受け止められなかった、子…
2019.2.21
高橋洋一
今国会の代表質問で野党議員が原稿をタブレットで読もうとして認められなかった。ペーパーレス化の遅れだけでなく、質問の事前通告や大臣の拘束時間…
2019.2.7
高橋洋一
2018年の全国の自殺者数が記録的に減ったのは超金融緩和で失業率が低下したことが背景にある。金融政策の「成果」といえるが、肝心の日本銀行に…
2019.1.24
高橋洋一
辺野古移設「反対」派には、サンゴの生息環境が破壊されることを理由にする人がいるが、基地移設とサンゴ環境の保護は両立できる。サンゴを守るため…
2019.1.10
高橋洋一
日経平均株価が1年3ヵ月ぶりに2万円台を割り込んだが、株価だけでなく、来年は自然災害や極東情勢の不安定化など「さまざまリスクの年」になりそ…
2018.12.27
高橋洋一
産業革新投資機構の社長以下、民間出身の取締役全員が辞任を表明したのは当然の結末だ。政府に新産業の育成ができるというのは幻想で、“官主導”で…
2018.12.13
高橋洋一
ゴーン・前日産会長逮捕の背景には、仏政府が最大株主のルノーの支配が強まることへの日産社内の抵抗や、国内メーカーを守りたい経産省、さらには米…
2018.11.29
高橋洋一
新在留資格による外国人労働者の受け入れ拡大で政府は「5年で34万人」を検討しているというが、政府方針通りならアベノミクスの成果の雇用創出や…
2018.11.15
高橋洋一
白川方明・前日銀総裁が書いた話題の本、『中央銀行』を読むと、デフレや円高について、いかに誤った考えを持っていたかがわかる。デフレ脱却を妨げ…
2018.11.1
高橋洋一
来年10月の消費増税を政府が閣議決定したような報道があったが、増税を確定させたい財務省の思惑に乗ったような書き方だ。財務省が増税の根拠にす…
2018.10.18
高橋洋一
ノーベル賞を受賞した本庶佑・京大特別教授が“無駄”の多い基礎研究に資金を使う重要性を強調したが、これは人口減少などが進んでも経済成長が維持…
2018.10.4
高橋洋一
返礼競争の“過熱”を抑える名目で野田総務相が打ち出したふるさと納税制度の規制強化は、時代に逆行する。安倍政権での立ち位置が微妙な状況で制度…
2018.9.20
高橋洋一
自民党総裁選は安倍首相と石破茂元幹事長の間で「脱デフレ」の政策論争が予想されるが、アベノミクスは大恐慌の教訓を踏まえた正しいリフレ政策だ。…
2018.9.6
高橋洋一
コメや麦の種の生産や開発の国の管理を決めていた「種子法」が廃止されたが、外資や農業法人の参入を懸念して一部の農家では反発が根強い。だが誤解…
2018.8.23
高橋洋一
2020年の東京五輪の暑さ対策として「サマータイム導入」が浮上しているが、夏の日照時間が極端に長いわけではない日本では効果は限られる。そも…
2018.8.9
高橋洋一
学校のエアコン設置率にばらつきがあるのは、自治体が優先して予算を配分しているかどうかの「やる気」の違いだ。電力不足への対策など、考え方や工…
2018.7.26
高橋洋一
5月は失業率や求人倍率などが記録的に改善された。民主党政権でも失業率は低下したが、安倍政権では景気拡大で就業者数の増加が際立っている。マク…
2018.7.12
高橋洋一
金融政策には物価安定や雇用の確保とは別にもう1つの「顔」がある。財源を作る機能だ。異次元緩和策などでの日銀による大量の国債購入は「ヘリコプ…
2018.6.28