大阪の地下鉄はなぜ相互乗り入れが少ないのか
高橋洋一
二重行政による大阪の交通インフラの遅れについて述べた前回に続き、今回は大阪の地下鉄の民営化を考える。東京と大阪の地下鉄の歴史から見ると、大…
2015.5.7
元財務官僚の経済学者・高橋洋一が、世にはびこるもっともらしい「俗論」の過ちをズバリ解説。
高橋洋一
二重行政による大阪の交通インフラの遅れについて述べた前回に続き、今回は大阪の地下鉄の民営化を考える。東京と大阪の地下鉄の歴史から見ると、大…
2015.5.7
高橋洋一
「大阪都構想」の賛否を決める大阪市民対象の住民投票が、27日告示された。焦点は、大阪市民の住民参加、府と市の二重行政の2点。特に後者は、イ…
2015.4.30
高橋洋一
今回の内容は、筆者が参議院の調査会で参考人として陳述した意見である。小泉政権と第一次安倍政権で経済政策等を担当した経験に基づき、財政再建の…
2015.4.16
高橋洋一
連日世間を賑わせた大塚家具の株主総会。これを題材に、日本の株主総会が世界の中で“常識外れ”であることを示す。日程に関する単純な事実だが、実…
2015.4.2
高橋洋一
足元で2%のインフレ目標達成が難しくなっていることへの批判がある。だがインフレ率伸び悩みの主因は消費増税であることが説明されていない。そも…
2015.3.19
高橋洋一
春闘が本格化する中、賃金動向に注目が集まっている。いつから賃金が上がるかは、雇用状況が完全雇用か否かに密接に関連する。今の失業率3.6%は…
2015.3.5
高橋洋一
NHKの「預金封鎖」特集が話題だ。戦後行われた預金封鎖は、財産税とそれによる財政再建が目的だった。だが番組では財政再建の本当の解を言わなか…
2015.2.19
高橋洋一
財務省は、2014年3月末時点の国の債務超過額は490兆円と発表した。資産総計653兆円は政府資産額としては世界一。中身についても、比較的…
2015.2.5
高橋洋一
ECBでも、量的緩和がカウントダウンになってきた。一応インフレ目標2%という数字はあるが、実際にそれからずれても何もアクションをとらないよ…
2015.1.22
高橋洋一
市場の予想に反して世界的に株価が急落している。背景には原油安とギリシャ不安と新聞で書かれている。マスコミや市場関係者は、目の前の現象をひた…
2015.1.8
高橋洋一
トマ・ピケティ『21世紀の資本』を読んだ。700ページを超える本だが、経済学の専門書にありがちな数式の羅列もなく、歴史書の感覚で読める。本…
2014.12.25
高橋洋一
選挙は政策選択の品評会であると筆者は思っている。と同時に、マスコミの力量や経済学者、エコミストの過去の発言も検証される。それによって選挙期…
2014.12.11
高橋洋一
財務省を始めとする増税派の大好きな理論は「リカードの中立命題」。これによれば現在の増税も国債発行は景気に対しては影響を与えないということに…
2014.11.27
高橋洋一
安倍首相が外遊に出発した直後から、解散風が吹きまくっている。各党の現場は動き出したので、この風はもう止められない。気になるのは、アベノミク…
2014.11.13
高橋洋一
消費増税で景気の減速が広く認識されるようになり、来年10月の消費増税を先送りする考えが出てきている。一方、増税の先送りは財政危機を招くとの…
2014.10.30
高橋洋一
アベノミクスの第3の矢である成長戦略・規制緩和は経済成長に寄与するか。成長会計を使って経済成長を要因分解し、要素ごとの寄与度を検証したうえ…
2014.10.16
高橋洋一
国会が始まった。消費税再増税の決定も控え足元の経済状況が重要な争点だ。最近の麻生財務相の景気認識はツッコミどころ満載なのだが、野党やマスコ…
2014.10.2
高橋洋一
日銀の黒田東彦総裁は16日、大阪市内で講演した。消費増税は新たな景気の下振れ要因ではないというこというだが、その内容を読み解くと、2つの点…
2014.9.18
高橋洋一
今回の安倍内閣改造では、増税シフトという解説が多い。確かに消費税再増税「なし」は政治的にはギャンブルだが、「なし」にも対応できる配置になっ…
2014.9.5
高橋洋一
今年上半期の経常収支が初の赤字となり、注目を集めている。だが、経常赤字=悪というのは短絡的で、経常赤字と金利は無関係だ。むしろ問題は財政赤…
2014.8.21