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外貨預金をする際には、円を売って外貨を買い、それを銀行に預けることになる。預けた時点よりも外貨が上がれば(円安になれば)、円換算した預金残高は増えるが、円高になれば目減りする。同様に、外国籍の投資信託や外貨建てMMFなど、外貨建て金融商品のすべてが円高局面では不利となる。
預金をはるかに上回る金利収入も期待できる
しかしFXなら、円高でも利益を確保することが可能。FXは現物の通貨ではなく、「通貨を売買する権利」を売買する取引だからだ。
そのため、仮にドルの現物を保有していなくても、FXなら「ドルを売って円を買う」という取引ができる。買った時点よりも円高が進行すればドル換算の利益が増え、円を売ってドルを買い戻せば利益が確保できる仕組みだ。
逆に、「円安が進みそうだ」と思ったときは、円を売ってドルを買い、実際に円安になってから持っているドルを売ればよい。このように、円安でも円高でも利益を得られるのがFXの大きな特徴だ。
低金利通貨で高金利通貨を買うと、金利差の一部が受け取れる「スワップポイント」という制度もある。現在日本の金利は世界主要国の中で最低水準にあるため、外貨(1万通貨単位)を円で買うと1日当たり数百円のスワップポイントが得られ、年間では数万円にもなることもある。円建て預金とは比較にならない金利収入が期待できるのである。
ドルやユーロはもちろん、より大きなスワップポイントが期待できるニュージーランドドルや南アフリカランドといった高金利通貨の人気も高い。
手数料が安いこともFXの大きな魅力。一般に米ドル預金では、円をドルに換えると1ドル当たり1円の手数料がかかるが、FXならわずか0~10銭前後(取引通貨によって異なる)。投資コストを抑える意味でも有効な投資手段だ。 |