
世界中の企業が目指すイノベーションを支え、企業とともに闘うパートナーとなる──これが、アクセンチュアが示す自らのあり方だ。混沌とする市場にあっても同社への企業からの期待は増すばかりであるという。では、彼らはどのようにしてそのあり方を体現しているのか。どう期待に応えているのか。

激しい国際競争の下、多くの企業が経営変革を目指している。市場や自社のファクトを的確に分析したうえで戦略を策定し、実行に取りかかるわけだが、従来の業務のあり方を大きく変える必要に迫られることがある。システムの劇的進化が求められることもある。既存の経営リソースでは対応しづらい実行部隊の編成が急務となるケースも出てくる。
「イノベーション」を口にするのは容易だが、実現するには広範なフィールドで変革を進めなければならない。それも市場の変化を先取りするようなスピード感を伴って。
そんななか、企業のビジネスパートナーとして、アクセンチュアへの期待が一層高まっているという。その一例として戦略グループのシニア・マネジャー、片山良宏氏は次のように話す。
「全世界展開を目指す日本発のプロジェクトが現在進行しています。世界各地のアクセンチュアの拠点も参画し、コンサルティング、テクノロジー、アウトソーシングのチームすべてを巻き込んだ大規模プロジェクトとなっています。国も、領域も超えて、同時進行で変革を実行することができる。これがアクセンチュアならではの力です」
グローバルレベルで確立しているコンサルティング、テクノロジー、アウトソーシングの事業領域。それによってお客様のハイパフォーマンスを実現する、アクセンチュアにしかできないイノベーションがある、と片山氏は語る。そして、アクセンチュアにしかできないチャレンジの経験が、さらに自分たちを成長させているのだ、と。
では、片山氏の言う「成長」とは、どのようなものか。
「28歳のときに公務員から転職しました。先を走っている皆に追いつきたくて、困難で責任を問われるようなミッションにも積極的に手を挙げました」
もちろんはじめは新しいチャレンジも多い。だが、片山氏は経験を通じて理解したという。
「アクセンチュアはチャンスの会社です。トライしたい、成長したいという気持ちがあれば、チャンスをくれる」
チャンスを成長の糧にするには、努力も必要だった。
「ビジネス書レベルの知識は当然の前提として、アクセンチュアには全世界の知見をデータベース化したドキュメントが豊富にあります。時間を見つけてはこれらに目を通すようにしました。もちろん、周りのメンバーも、こうした知識の研鑽を惜しまない人ばかりです。ただ、インプットの量が多ければいいというものでもない。それをアウトプットし、お客様にもまれていく経験をして、プロフェッショナルになっていく。非常に厳しい世界。でも最高に面白い。成長を心から実感できるから」
シニア・マネジャーになった今も成長の途上にあるという。
「先に述べたプロジェクトでもコンサルティング、テクノロジー、アウトソーシング、世界各国の領域別のエキスパートとチームを編成し、大きな目標に向かってチャレンジしています。ほかでは絶対に得られない経験でもまれ、また成長していける。そして、その経験をさらなるお客様のパフォーマンスの実現にいかせるのです」