女子校

東京家政大学附属女子中学校

緑豊かな恵まれた環境のキャンパスで、人間力と未来学力を養う

東京家政大学附属女子中学校の建学の精神は「自主自律」。その実現を目指す同校の教育は、豊かな自然に恵まれたキャンパスで生徒が自らの未来を主体的に切り拓くための「学力と人間力」を養っている。

自ら考え、仲間と共に学ぶ『協同学習』で大きく成長

 主体的に学ぶ力や課題解決力を育成するため、東京家政大学附属女子中学校が2013年度から導入した『協同学習』。これは同校のアクティブラーニングであり、全教科で取り入れられている学びのスタイルだ。生徒同士が意見を出し合うことで、多角的に物事を捉える思考力が育まれるほか、コミュニケーション力の醸成にもつながっている。
 荒籾和成教頭は「数年後に迫った大学入試改革では、知識だけでは太刀打ちできなくなります。そこで本校が目指すのは、21世紀型の未来学力です。『協同学習』が始まってから、生徒は学ぶことに対して積極的になりました」と、導入後の変化について語る。大手教育情報会社が実施する学力テストでも、同校の偏差値は大きくアップしており、日々の取り組みが成果として表れている。
 英語教育においては、昨年英語を学ぶための専用スペースとして〈English Room〉を新設。カナダ人女性のALTを迎え、ランチタイムや放課後など、気軽に英語に触れる機会を増やした。また、少人数授業での丁寧な指導に加え、アウトプット重視した新たなプログラムを導入したところ、生徒たちの英語力は目覚ましく上昇。「私立中学校英語レシテーション大会」で初出場ながら団体・個人ともに上位入賞を果たしたほか、洋書の読書感想文コンテストでの優勝や「オックスフォード・ビッグリード・コンテスト」 でも入賞といった結果を残した。

自然環境を活かした理科教育で、命の尊さを学ぶ

 都心にありながら広大な敷地を有する同校には、約500㎡のビオトープがある。委員会の生徒を中心に維持・管理され、「全国学校・園庭ビオトープコンクール」では「日本生態系協会賞」を連続受賞している。
 キャンパス内には理科の教科書で紹介されている植物のほとんどが生育し、トンボやカエル、チョウなどの生き物も見られる。理科の金子愛実教諭は「理科の授業ではビオトープを用いた実物教育を行っていますが、生命の尊さを感じることは、生徒の心の成長にもつながっています。日常的に自然に触れる機会に恵まれているため、環境への関心や理解も高まり、学習者としてだけではなく、生活者としての科学的視点も育まれます」と語る。その言葉通り、併設大学の栄養学、環境学のほか、医療系や農学系など、科学を身近な問題としてとらえ、関われる進路を選択する生徒が多数いる。

理想の将来像を実現するための、成長段階に合わせたキャリア教育

 また同校はキャリア教育にも力を入れている。その柱となる『ヴァンサンカン・プラン』は、「25歳の私」を思い描き、それを実現するために必要な学力や人間力を高めていくための取り組みだ。中1で《自分を知る、学校を知る》、中2で《働くことについて考える》など、学年に応じた適切なプログラムが用意されている。加えて、2015年度からは「3ステージ+1(プラスワン)」と呼ばれる教育体制がスタート。第1ステージとなる中1では基礎・基本の定着、第2・3ステージの中2から高2で学力を向上させ、プラスワンと位置付ける高3では、難関大学受験や併設大学内部進学など、希望進路別にクラスを編成して指導を行う。
 2016年度からは中2から高1を対象とした教科横断型の教養講座「Kaseiセミナー」がスタートする。学ぶ楽しさを知る機会が増えることで、生徒たちはさらなる活躍の場を広げていくだろう。

School Data

東京家政大学附属女子中学校
最寄駅名 十条 東十条 新板橋 王子
URL http://www.tokyo-kasei.ed.jp/
大学合格実績 筑波、埼玉、埼玉県立、早稲田、慶應義塾、上智、東京理科、明治、青山学院、中央、法政、学習院、成蹊、成城、明治学院、武蔵、立命館、東京農業、東京薬科、東京女子医科、日本赤十字看護、東京家政、津田塾、東京女子、日本女子など
学校基本情報 創立年(西暦) 1881年
併設校 東京家政大学附属女子高等学校
生徒数 (1年)81人
クラス編成 24~33人
男女比
授業時間 8:40~15:10 (土)~12:30
海外交流校
帰国生特別入試
中高6年間費用 約500万円
交通情報 十条駅(JR埼京線)徒歩5分、 東十条駅(JR京浜東北線)徒歩13分、 新板橋駅(都営地下鉄三田線)徒歩12分、 王子駅(JR線)よりバス「区境」下車徒歩1分
所在地 〒173-8602 東京都板橋区加賀1-18-1
TEL 03-3961-0748