共学校

青山学院中等部

新校舎建設に着手 新青山スタイルで21世紀型能力を育成

理想の環境を目指して、今までにないまったく新しいコンセプトによる、最新のICT設備を備えた新校舎の概要が見えて来た。そこで実現するのは、教師と生徒が創意工夫しながら創り上げるまったく新しい教育の姿だ。

新しい教育を体現する新本校舎が2017年春に完成予定

 幼稚園から大学までが一つのキャンパスに集まる青山キャンパスでは、全面リニューアルが進められている。昨年から中等部の本校舎建設に着手した。内部は、まったく新しい概念に基づいた斬新な設計。
 一番の特徴は、「教科センター方式」を採用したことだ。地下1階地上6階の校舎は、教科毎にフロアを分け、それぞれ専用教室を設ける。その横のホームベースというスペースが従来の教室。しかし、ここも固定ではなく、生徒は、自分の時間割に従って、目的の教室に移動していく。
 各フロアには、メディアスペースと呼ばれるオープンスペースが設けられ、教科の特徴を生かした展示物が飾られる予定。回廊式の作りで、生徒は移動しながら、様々なものや学年の違う生徒の様子をを目にして、知的な刺激を受けることになる。校舎の空間全てが学びの場であり、感性に訴える種まきの場所になるのだ。
 館内はフリーWi-fiが整備され、大型のスクリーンやモニターも設置される。プレゼンテーションや、共同学習にも対応できる作りだ。
 本校舎の横に建設される図書室は、メディアセンターとしての機能も持った知のハブとなり、各教科のメディアスペースと連携しながら、探究型の学びを深める役割を担う。
 もともと青山は、知識を教え込む教育はしていないが、環境が整うことで、対話型の授業が行いやすくなり、教員も更に授業を発展させることができる。「待つ授業」から、主体的に生徒自らが「向かう授業」に変わることで、生徒もより能動的になることが期待されている。

高大連携を生かした留学生との交流や放課後補習、海外体験の機会も

 ワンキャンパスに大学まである環境を活かせるのも、付属校ならでは。クラブコーチとして教えに来る卒業生も多いし、放課後にはスタディルームに週2回大学生が常駐して、勉強をみてくれる。身近な存在なので話しやすいし、事情も分かっているので、的確な指導が受けられると好評だ。また、昼休みには週1回、大学の留学生と一緒にランチトークの時間が設けられている。これも大学のリソースを活用した取り組みだ。
 キリスト教に基づく教育を行なう学校なので、ボランティア活動も盛ん。例えば、岩手県宮古市での仮設住宅に住む子ども達との学習支援、フィリピンの貧困層の子ども達との交流などにも、大学生と一緒に参加する。恵まれた環境にいる生徒達が、現実の社会を見て、自分自身を振り返る貴重な機会にもなっている。

サーバント(=奉仕者)リーダーとして、進んで社会に尽くす人に

 教育の根幹にあるのは、「地の塩、世の光」というスクールモットー。「自分の存在が喜ばれる人になる」というのが、教育目標。誰もが神様の賜物であり、かけがえのない存在であるということを、毎日の礼拝や聖書の時間を通して、学んでいく。新校舎には、全校の生徒が一同に集まれる専用の礼拝堂も設けられるので、今まで以上に心静かに、神と自らに向き合うひとときが持てるようになる。
 文化祭などを仕切るのは、学友会という生徒会組織。各行事の企画や運営までを自主的に行なっている。教師も生徒を尊重して、余計な口はださない。こうした校風が主体的で活発な生徒を育てているのだ。これまで大切にしてきたものを残しつつ、先進的な教育で、21世紀のサーバントリーダーを育てていく。

School Data

青山学院中等部
最寄駅名 渋谷 表参道
URL http://www.jh.aoyama.ed.jp/
大学合格実績 青山学院、東京、京都、東京工業、筑波、東京外国語、東京藝術、お茶の水女子、千葉、早稲田、慶應義塾、上智、東京理科、東京医科、北里など
学校基本情報 創立年(西暦) 1947年
併設校 青山学院幼稚園、青山学院初等部、青山学院高等部、青山学院女子短期大学、青山学院大学
生徒数 (1年)256人
クラス編成 32人
男女比 男50% 女50%
授業時間 8:25~14:55 (木)~15:40
海外交流校
帰国生特別入試
中高6年間費用 600万円台前半
交通情報 渋谷駅(JR、東急東横線・田園都市線、京王井の頭線、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線)徒歩15分、 表参道駅(東京メトロ千代田線・銀座線・半蔵門線)徒歩12分
所在地 〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
TEL 03-3407-7463