共学校

青稜中学校

体験学習でヤル気を引き出し、ぶれない指導と信頼関係で力を伸ばす

地道な努力を積み重ね、中堅の進学校として難関大学への合格実績をだしてきた。新校舎になって、気分も一新。セブ島での新たな英語研修など学外のリソースも活用しながら、グローバル化にも対応している。

セブ島での英語研修など、グローバル化への対応も着々と進行中

 グローバル化の進展に伴い、学校教育でも対応が求められている。青稜では、従来からネイティブ教員による早朝英会話教室を行ない、実践力の育成には力をいれてきた。しかし、単に英語力を上げれば良いという訳ではない。実際に異文化を体験して違いを実感し、その差を埋める手段であることを知ることも大切だ。
 そこで、これまで青稜では、中学1年の希望者対象の八ヶ岳イングリッシュサマーキャンプや高校で英国英語研修を行なって来た。さらに、全員が入学間もない6月に外部のネイティブ講師と2日間英語漬けになる校内留学も実施するなど体験の機会を増やしてきた。
 また、昨年から中2~高1の希望者対象に、フィリピンセブ島での英語研修もスタート。これは、企業の社員向け英語力育成プログラムと同じ内容で、政府認定の英語学校で、3週間マンツーマンで英語のレッスンを受ける。最初は戸惑った生徒も、帰国前には3週間では短いという感想をもたらす程で、実施前後のテスト結果でも大幅に英語力がアップした。しかし、成果はそれだけに留まらない。発展目覚ましいアジアの今や、文化の違いなど肌で感じることで、生徒の目が開かれ、一回り大人になる貴重な体験になった。今回同じプログラムを教員も受けてみて、生の体験による変化を身をもって実感したという。そこで、今後、国内も含めて様々な場所で、こうした体験学習の場を広げていきたいと考えている。

地域の関わりを生かして、身近な環境も学びの機会に

 子どもの意欲を引き出すためには、中高時代にどれだけ社会への目を開くことができるかは、とて重要だ。研修もその一つの機会であるが、刺激という点では、身近な場所にもその機会はたくさんある。影響が大きいのは人との出会い。部活で外部のコーチに入ってもらうのもそうだ。また、地域のネットワークを活かして、地元の人たちとも交流の機会も持っている。例えば自然科学部は、地元のペットショップのオーナーに指導を受けながら、理科室の生物の管理と環境の改善に着手している。
 職業講演も、在校生の親に協力を依頼。生徒にとっては著名人の話より身近で、プラスになっている。

授業に合わせて、教員が教材を開発 個別対応で、確実に学力を伸ばす

 国公立大学・難関私学への合格実績を伸ばしている学校だが、奇策がある訳ではない。勉強に関しては、授業はもちろん補習でも、教員がしっかりとめんどうをみていく。
 中1から国語・数学・英語、高校からは理社の5教科で放課後にレベル別講習を実施。強制補習も行なっている。特徴は、教員が目の前の生徒の様子を見ながらその日最善の教材を用意、講習を実施するので、確実に力を付けていくことができるのだ。
 新校舎になって、アトリウムという交流スペースや職員室横のオープンスペースでは、日常的にオープンに教師と話をする生徒の姿がある。一人ひとりの生徒と真剣に向き合おうとする教師との信頼関係があるから、思いのたけをしゃべれる。この交流が青稜の特徴であり強みだ。学校生活が楽しいから、何事にも前向きになれるし、厳しい受験勉強にも真剣に臨んでいくことができる。
 進学校としての土台はできた。今後は、より高みを目指せるように、生徒の可能性をさらに拓いていく。

School Data

青稜中学校
最寄駅名 下神明 大井町 西大井
URL http://www.seiryo-js.ed.jp/
大学合格実績 東京、一橋、東京工業、北海道、東北、千葉、筑波、東京医科歯科、電気通信、東京外国語、東京学芸、東京海洋、東京農工、横浜国立、首都大学東京、横浜市立、神奈川県立保健福祉、早稲田、国際教養、慶應義塾、上智、国際基督教、東京理科など
学校基本情報 創立年(西暦) 1938年
併設校 青稜高等学校
生徒数 (1年)169人
クラス編成 34人
男女比 男77% 女23%
授業時間 8:40~15:10 (土)~12:30
海外交流校
帰国生特別入試
中高6年間費用 500万円台前半
交通情報 下神明駅(東急大井町線)徒歩1分、 大井町駅(JR京浜東北線、りんかい線)徒歩7分、 西大井駅(JR横須賀線)徒歩10分
所在地 〒142-8550 東京都品川区二葉1-6-6
TEL 03-3782-1502