共学校

日本大学第二中学校

多様な個性が混在する〝森〟から、スペシャリストが生まれる

今年に創立90周年を迎える都内有数の伝統校。日大の教育理念「自主創造」を重んじ、主体的に取り組み、判断できる生徒を育成。バランスのとれた教育で各界に多彩な人材を輩出している。

創立90周年事業の一環として、中学新校舎と図書館棟が完成

 東京23区内にありながら緑あふれる広々としたキャンパスで、生徒たちがのびのびと学ぶ日大二中。今年の創立90周年を機に、学園のシンボルである銀杏並木を正門まで延長。四季折々美しい景観を見せる「プロムナード」が生徒を迎え入れてくれる。昨年秋には1階に学園記念ホールを配した中学新校舎と新図書館棟が完成し、新しい学び舎での授業がすでにスタート。そのおおらかで明るい校風をさらに伸ばしていく、新しい施設と設備が整った。
 「新校舎は〝心と体に優しい〟をコンセプトに、ホワイトを基調に自然光をふんだんに取り入れた設計です。そんな開放的な環境の中で、ますます明るく、伸びやかな生徒に育って欲しいと願っています」と語るのは広報室長の中島正生教諭。
 なかでも目を引くのは随所に配置された「コモンスペース」。放課後に歓談したり、勉強を教え合ったりと生徒が主体的に利用できる空間だ。正門のすぐ目の前にある新図書館には自学自習ができる「学習スペース」も用意。新しい施設のあらゆるところに生徒の自主性を伸ばす工夫がつまっている。また、各フロアに教員と生徒が近しい距離を保ち、コミュニケーションできる「面談室」を設け、悩みや進路の相談も気軽に話せるように配慮されている。

基礎・基本を繰り返し、すべての教科をバランスよく

 同校の教育の特徴は、すべての教科をバランスよく学ぶ「スタンダード」。授業は先取りをせず基礎・基本を徹底して繰り返す。理解の足りない生徒には個別に声を掛けて、指導を行い、基礎学力の定着を図っている。中学時代にきちんと土台を作ることが後の伸びしろとなり、高校での進路選択や大学受験で生きてくるからだ。あえて習熟度別クラスにしないのも同校のこだわり。
 その思いは、理科や芸術の独立校舎や武道館といった施設配備にも現れている。いち早く「やりたいこと」を見つけた生徒には、その分野を探究できる環境が整っているのだ。さらに日大付属のメリットを生かし、法学部の模擬裁判への参加や理系学部で最先端の技術や学問にふれる機会も設けている。
 もう一つは「混在」。男女共学でクラスには文系・理系・芸術系・体育系と、様々なタイプがいる。個性も価値観も違う生徒が混じり、互いに教え合い、刺激し合って伸びて行く。1学年6クラスと人数も多く、多彩な個性が溢れた同校はいわば〝森〟、まさに社会の縮図である。

感動や失敗の体験が、多様な進路希望へとつながる

 さらに授業だけでなく部活や行事への取り組みも盛んだ。それらの活動に参加することで、成功体験だけでなく、人間関係の摩擦や困難な状況に直面し、失敗に向き合うことで、心が育っていく。学習以外の場で「見えない学力」を伸ばすことも人間としての土台づくりの一環だ。
 個性が混在する環境で様々な経験を積み、視野を広げることが多様な進路希望へとつながっている。高校での文理選択率は、およそ6:4で、日大に進学する生徒の割合は約30%。他大学へ進学する生徒が多く、約20%が推薦入学を果たし、一般受験での国公立や難関私大への進学実績も高い。これまでに政治家・女優・脚本家・芸人・クリエイターなど、多数のスペシャリストを輩出してきた実績が何よりの証だ。

School Data

日本大学第二中学校
最寄駅名 荻窪 鷺宮 中村橋
URL http://www.nichidai2.ac.jp/
大学合格実績 京都、一橋、東京工業、大阪、東北、東京学芸、東京外国語、東京農工、筑波、横浜国立、千葉、埼玉、群馬、信州、広島、長崎、琉球、首都大学東京、早稲田、慶應義塾、上智、東京理科、学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政、同志社、立命館など
学校基本情報 創立年(西暦) 1926年
併設校 日本大学第二高等学校
生徒数 (1年)240人
クラス編成 40人
男女比 男50% 女50%
授業時間 8:50~15:10 (土)~12:40
海外交流校
帰国生特別入試
中高6年間費用 400万円台後半
交通情報 荻窪駅(JR中央線、東京メトロ東西線・丸ノ内線)徒歩15分、 鷺宮駅(西武新宿線)・ 中村橋駅(西武池袋線)からバス「日大二高前」下車
所在地 〒167-0032 東京都杉並区天沼1-45-33
TEL 03-3391-5739