共学校

日本大学藤沢中学校

大学と共有する恵まれた自然環境で、「社会で役に立つ人」をはぐくむ

東京ドーム12個分という日本大学生物資源科学部に隣接する広大なキャンパス。のびのびと自由な校風で、心身ともに健康な生徒を育成。まさに「環境が人を育てる」を体現する日大の系列校だ。

体験学習で命の大切さを学び、食料や地球環境を考える人に

 小田急線「六合日大前」で下車。駅から続く歩道を歩けば、もう目の前が日本大学生物資源科学部の正門だ。まず目に飛び込んでくるのは大学の博物館。生徒は自由に入館し、動物・植物・農耕などの常設展や企画展を見ることができる。自然に恵まれた広大な大学の敷地を歩くと最新設備を備えた中・高のキャンパスが見えてくる。
 日大藤沢では、実社会で生きる力を身につけることを目標に多角的な教育を行っている。そのひとつが「フィールドワーク」(体験学習)だ。
 1年生は週に1回「農場実習」を行う。少人数のグループに分かれ、敷地内にある約12アールの畑で野菜を栽培するのがテーマ。話し合い、協力しながら整地から収穫まですべて自分たちで行う。「命の大切さ」や「人の気持ちを考える」ことを学び、第一次産業で働く人の苦労を実感する。「これらの体験は校訓のひとつ〝有為〟の人を育てる基礎になる」と広報部の沼尻和明教諭は語る。
 2年生では年に2回、「食品加工実習」と「畜産・機械実習」を行う。固まり肉からソーセージを作る楽しい作業を経て、牛や豚の餌やりや畜舎の掃除などを体験。やがて食料となる動物に関わることで「命を食べる意味」を考え、「食育」を体感する。さらに食料問題や地球環境を考えられる「心の教育」につながることを目指している。これらの「フィールドワーク」を指導するのは専門知識を持つ大学生や職員。直接、大学生から専門分野のレクチャーを受けることで生徒の好奇心を刺激し、進学へのモチベーションと理系の選択につながっているという。

オーストラリア語学研修で、英語と異文化にふれる

 一方、文系生徒のモチベーションを高めているのは「海外語学研修」だ。中3の夏に「オーストラリア語学研修」を実施し、毎年、約50名が参加する。ひと家庭に1人もしくは2人で2週間ホームステイし、ホストファミリーとの生活や現地校の授業で、生の英語にふれ、異なる文化を体験する。高校1年、2年と続けての参加も可能で、2年次には「カナダ・アメリカ修学旅行」も実施。段階的に自分の語学力の上達度合いを知ることができる。
 さらに上を目指す生徒には年に2回「イースター&サマープログラム」が用意されている。こちらは日大付属の各校から2、3名が参加する語学研修。英語を中心とした成績と日本語・英語による面接で選抜された生徒が参加する。訪問先は、イギリスのケンブリッジ大学ペンブルックカレッジ。学生寮に滞在し、他の付属校生徒と切磋琢磨しながら語学、歴史、政治、芸術などの授業を英語で受ける。

2クラス編成と先取り学習で、進学をバックアップ

 高校は、スポーツの強豪校として有名だが地域トップクラスの公立校の併願校でもある。日大の難関学部をはじめ国公立・難関私立大を目指す「特進クラス」と日大と他大学を目指す「普通クラス」の2クラス編成で進学をサポート。高校入学時の選抜試験で、成績上位120名が特進クラスに。そのうち内進生の上位40名を「内進生特進クラス」とし、昨年度から始まっている「先取り学習」をさらに押し進めていく。このきめ細かな指導が実を結び近年、国公立大の合格者を増やしている。
 生徒たちが「やりたい」と思うことがすべて揃っている日大藤沢。さらに日大系列校として、幅広い選択肢から進路を選べるのも大きな魅力だ。

School Data

日本大学藤沢中学校
最寄駅名 六会日大前
URL http://www.fujisawa.hs.nihon-u.ac.jp/
大学合格実績 東京、東北、筑波、東京学芸、電気通信、東京海洋、東京農工、横浜国大、千葉、首都大学東京、横浜市立、神奈川県立保健福祉、気象、防衛、早稲田、慶應義塾、上智、東京理科、学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政、星薬科、北里、東京薬科など
学校基本情報 創立年(西暦) 1949年
併設校 日本大学藤沢高等学校、日本大学、日本大学藤沢小学校
生徒数 (1年)127人
クラス編成 40人前後
男女比 男50% 女50%
授業時間 8:50~15:10 (土)~12:40
海外交流校
帰国生特別入試
中高6年間費用 400万円台前半
交通情報 六会日大前駅(小田急江ノ島線)徒歩10分
所在地 〒252-0885 神奈川県藤沢市亀井野1866
TEL 0466-81-0125