共学校

三田国際学園中学校

知的好奇心を刺激する日々の学びが、国内外で活躍できる原動力になる

「世界標準の教育」を目指した見事な学校改革が注目を集めた三田国際学園。改革後の第1期生となった生徒やその保護者からは高い入学満足度を得ている。同校の教育は、生徒をいかに成長させていくのだろうか。

相互通行型の授業で、思考力やコミュニケーション力を育成

 実社会で活躍するための基礎力を育むことに注力する三田国際学園。「18歳の〝瞬間最大学力〟、つまり、大学入試を突破するための学力をつけることだけに特化せず、個々の生徒の将来を見据えた教育を目指しています」と、大橋清貫学園長は語る。そうした教育のベースとなるのが、同校が「現代の読み・書き・そろばん」と位置付ける5つの力。高い英語力、サイエンスやICTに関するリテラシー、コミュニケーション力、そしてそれらの知識・スキルに裏付けられた考える力だ。
 これらの力をつけるために、同校では全ての教科でアクティブ・ラーニング形式の相互通行型授業を展開。単元の重要なテーマに対して興味・関心を引き出すきっかけとなる「トリガークエスチョン」を教員が投げかけ、生徒は自分なりの意見をまとめる。その後、生徒同士で意見を交換し合い、様々な考え方やものの見方があることに気づく。同校が生徒に求めるのは、何よりも〝自分の意見〟。生徒は皆が積極的に意見を述べ、他者に対してはどんなに奇抜な意見でも「そういう視点もあるのか」と興味を抱いて多様性を認め合う土壌が同校にはある。近年、よく耳にするダイバーシティの概念が同校にはしっかりと浸透しているのだ。大橋学園長は「相互通行型授業によって受け身の学習スタイルから解放され、自分の力で考えたり、学んだりする楽しさを知ることにつながるのです」と語る。

グローバル社会を見据えた、インターナショナルな学習環境

 中学のクラス編成は「本科クラス」と「インターナショナルクラス」から成る。後者では英語が堪能な生徒だけでなく、中学入学後から英語を学び始める生徒も受け入れている。英語初学者にはハードルが高く感じるかもしれないが、心配は無用。英語が自由に操れる「アドヴァンスト」、英語を基礎から学ぶ「スタンダード」、双方の中間レベルに当たる「インターミディエイト」の3段階の習熟度別に授業が行われ、段階的にイマージョン教育へと移行するからだ。また、英語の授業は年に350時間もあるほか、ホームルームクラスは語学力のレベルに関わらずに編成されるので、休み時間などに英語でコミュニケーションをとるなどして気軽に英語に触れられる。「スタンダード」の生徒も、早ければ1年後には十分な英語力が身につく。
 同校は現在9名のネイティブ教員を擁しているが、各教員は自身の専門分野の授業を受け持つ。「アドヴァンスト」では、英語の授業だけでなく、数学と理科、社会もすべて英語で授業が行われる。海外の教材が用いられるが、文部科学省の指導要領に基づいたカリキュラムが組まれ、高校課程を修了すると国内大学の受験資格が得られる日本の一条校なのだ。海外大学に進学したい生徒はもちろん、国際社会を生き抜いていかなければならない現代の中・高生にとって、恵まれた教育環境であると言えよう。さらに、英語で学ぶか日本語で学ぶかは、「国内の理系大学に進学したいから受験に備えて理系科目は日本語で学びたい」といったように、将来の目標に合わせて選択することも可能だ。

高校では短期・長期留学制度を完備 海外大学進学希望者もサポート

 高校に設置のスーパーイングリッシュコースに進学した場合、アメリカへの短期留学か、ニュージーランド現地校への長期留学のどちらかへの参加が必修であり、他コースの生徒も希望すれば短期留学への参加が可能である。また、進学先に海外大学を視野に入れる生徒も多く、そのための支援体制も整えている。留学コーディネーターを配置して留学希望者の相談に応じ、欧米の大学などへの留学を想定したSATやTOEFL対策のほか、進学時に評価の対象となるボランティア活動も含めた指導も実施するという。三田国際学園の「世界標準の教育」は、生徒の未来へと着実につながっていく。

School Data

三田国際学園中学校
最寄駅名 用賀
URL http://www.mita-is.ed.jp
大学合格実績 電気通信、首都大学東京、早稲田、上智、学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政など
学校基本情報 創立年(西暦) 1902年
併設校 三田国際学園高等学校
生徒数 (1年)294人 (2年)225人
クラス編成 35~40人
男女比 男50% 女50%
授業時間 8:25~16:15 (土)~12:35
海外交流校
帰国生特別入試
中高6年間費用 500万円台半ば
交通情報 用賀駅(東急田園都市線)徒歩5分、 成城学園前駅(小田急線)よりバス「用賀」下車徒歩3分、 田園調布駅(東急東横線)よりバス「用賀神社前」下車徒歩2分
所在地 〒158-0097 東京都世田谷区用賀2-16-1
TEL 03-3700-2183