The Best Watch for Business Person Franck Muller 永遠に動き続ける時計を目指して。 人が手をかけずとも動き続ける時計。 そんな未来を見据えた時計に思いを巡らすフランク ミュラー。 その理想が永久カレンダーと長時間駆動に結実した。 文=菅原 茂(dew) text:Shigeru Sugawara 写真=奥山栄一 (Cuva Cuva) photographs:Eiichi Okuyama

次のカレンダー修正は西暦2100年

 古くから人間は、永久に動き続ける夢のような機械に憧れ、さまざまな技術が試みられてきた。時計師の思いも同じだ。永遠に動き、未来に残る時計を作ることは、フランク ミュラーの目標でもある。

 このような思いを映し出す複雑機構に「パーペチュアルカレンダー」がある。「永久カレンダー」とも訳されるこの複雑なカレンダー機構は、グレゴリオ暦に基づいて、日付・曜日・12カ月名、うるう年の周期を全て表示し、時計が動き続ける限り、西暦2100年まで、実際の暦に合わせて不規則に並ぶ月の大小を識別しながら自動的にカレンダー表示を修正するというもの。100年間も正しくカレンダーを表示する機構は、その間に人為的な修正は一切不要。それ故に「パーペチュアル(永久)」と呼ばれるのだ。パーペチュアルカレンダーが宿すのは、はるかな未来。100年先まで受け継がれる価値があるのだ。

トノウ カーベックス

トノウ カーベックス ヴィンテージ セブンデイズ パワーリザーブ

中2針スモールセコンド、線路目盛りなどヴィンテージの味わいに満ちた逸品。10時と11時の間に控えめにパワーリザーブ表示を配置。18KWG、ケース縦55.5mm×横39.5mm、手巻き、約7日間パワーリザーブ。280万8000円

トノウ カーベックス パーペチュアルカレンダー

古典的な永久カレンダーと優美なデザインを融合。日付・曜日・12カ月名・うるう年表示に加え、昼夜を区別する24時間表示、ムーンフェイズを装備。18KPG、ケース縦45mm×横32mm、自動巻き。561万6000円

▲「エグゼクティブの腕時計2014」の
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