ダイヤモンド社の雑誌

世界中で買収攻勢を強める中国企業に対して強まる各国の警戒感

世界経済が低迷する中、中国企業の勢いが目立っている。力をつけている中国企業が、世界の資源を求めてここぞとばかりに海外進出を進め、買収は40ヵ国以上に及んでいる。

(最終回/2009年03月31日)

世界の期待はずれ!全人代に経済政策を盛り込まなかった本当の理由は?

全国人民大会(全人代)が3月5日から3月13日まで開かれた。「景気後退から経済成長への転換に取り組む」との温家宝総理の発言に市場が反応したのにもかかわらず、実際には大きな政策発表はなかった。

(第29回/2009年03月17日)

世界トップ3を占めた中国の銀行が、 再びランク外へ転落する可能性

今年に入って中国株のみが上昇、中国経済の存在感が増している中、とうとう中国の銀行トップ3位を中国が独占した。中国では金融危機の影響は、銀行の業績全体の2-3%にしか及んでいない。

(第28回/2009年03月03日)

ブラウン首相が中国に謝罪! 中国頼み以外にない英国経済の惨憺

ロンドン株式市場は、12.65ポイント安の4189へ下落、バブル時6000台を前後していたころが嘘のようだ。英国経済低迷の最大の理由、それはブラウン首相自身にあるのではないか。

(第27回/2009年02月17日)

オバマ新政権を警戒する中国と、 中国経済に神経とがらす米国

中国のアンケートでは「今後の米中関係はどうなるか」の質問に対して5割以上が悪化すると答えている。また、「オバマ氏は貿易問題で中国に圧力をかけ、波乱が生じるだろう」という意見が3割以上もいる。

(第26回/2009年02月03日)

失業保険では生活できない! 統計数字以上に深刻な中国の失業事情

中国も失業率は日本と同じ4%だが、実際には数字以上に深刻な状態である。中国の場合、2億人近くもいる出稼ぎ労働者の数は失業率の中に含まれていない。職を失い農村地域に帰省できない人は駅で寝泊りする。

(第25回/2009年01月20日)

9がつく年は波乱が起きる? 2009年中国は動乱の一年となるか

中国経済が低迷している中、2009年の中国は波乱の年になりそうだ。1年間で五輪特需によるバブルとその崩壊と両方を経験した中国だが、さて、2009年はどうなるのか?

(第24回/2009年01月06日)

「今こそ、アメリカ買い!」を合言葉に色めき立つ中国

中国に行くと、大学の教授や社会科学院の研究員など経済の専門家たちがそろって口にする言葉がある。「今こそ、アメリカを買うべきだ!」である。その勢いは、これまでの恨みを晴らすかのようである。

(第23回/2008年12月09日)

かつての公害大国・日本を救った技術が、 中国の大気汚染低減に貢献する

発電所の排煙からSOxを取り除く排煙脱硫装置は、日本ではすでに新型の火力発電所へ移行したため、近年は使われなくなった。日本市場では需要の無くなった技術を、低コストで中国に導入したという形になる。

(第22回/2008年11月26日)

旧式石炭発電に依存したまま、 原子力の先端技術に走る中国の矛盾

ポスト京都議定書で、中国はこれまでの安易なエネルギー効率ではすまされなくなる。その前提となる会議(COP14)で中国に対する規制強化は免れず、その圧力に対して中国は必死に言い訳を探している。

(第21回/2008年11月11日)

金融危機の痛手が少なかった中国 人民元の力は今後ますます増していく

欧米の経済が低迷する中、経済大国となった中国の存在は大きい。そもそも米国発の金融危機で世界中が打撃を受けている中、中国の痛手は少ない。金融面の打撃は欧米に比較して限定的である。

(第20回/2008年10月28日)

中国政府が打ち出した農村改革は、食品問題解決の糸口になるか

中国の深刻な食品問題を根本的に解決するには、実は農業の改革が必要不可欠だ。貧困な農村地域では、農薬使用のリスクや、工業地域からの汚染された水による農業への悪影響さえ、理解する場が与えられていない。

(第19回/2008年10月15日)

深刻な中国の水質汚染は、日本の環境ビジネスにとってのチャンス

中国の水道は、飲み水として使えないものが75%を占めるが、地方では不衛生な水を飲むしか選択肢がないところがほとんどである。意図的なメラミンの混入よりも、さらに根が深い問題ともいえる。

(第18回/2008年09月30日)

中国で多くの日系企業が環境基準違反のブラックリストに!

中国には、排水基準に違反している企業が公表されるサイトがある。中国国内企業も対象であるが、中国に進出しているすべての外資系企業も対象となっている。もちろん日本企業も含まれる。

(第17回/2008年09月16日)

ポリ袋も使えない中国の深刻な資源不足とエネルギー問題

北京五輪でどの会場の販売店、繁華街のマクドナルドに行っても不親切なことがあった。500mlのミネラルウォーターを10人分購入しても袋をくれない。背景には深刻な資源不足がある。

(第16回/2008年09月02日)

準備が間に合わず、規制ばかりが目に付くドタバタの北京五輪

8月8日の北京五輪まであと少し。私は柔道やバレーボールなどを観戦するが、五輪を迎える北京の準備態勢はまったく整っているとはいえない。

(第15回/2008年08月05日)

芥川賞受賞「時が滲む朝」の価値を、中国には認めてもらえない現実

この受賞に何より意味があるのは、天安門事件のことが書かれた本が、中国ではなく、日本で評価されたことである。楊逸氏の芥川賞受賞は、中国の変化を触発する大きなきっかけになるだろう。

(第14回/2008年07月22日)

北京五輪を目前に控え、慌てて環境対策に取り組む中国の本気度

IOCは「北京の大気はかなり改善された。一部の世界のメディアは無責任な報道をしている」と発表した。メダル獲得できないのを大気のせいにされ、北京開催を決めたIOCのせいにされたくない意向が見え隠する。

(第13回/2008年07月08日)

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著者プロフィール

柏木理佳
(中国経済ジャーナリスト)

嘉悦大学短期大学部准教授。富士通総研研究員。豪州テイラー大学卒、北京首都師範大学留学、豪州ボンド大学院MBA取得。香港で国際線客室乗務員、NHK契約アナウンサーなどを経て、中国、マネー分野の専門家として活躍。『柏木理佳の中国産業「宝」地図―成長する中国、ダメな中国の見分け方』『中国株でお金持ちになる』など著書多数。柏木理佳ホームページ

この連載について

驚異的な成長の中で、社会や経済の歪みを孕む膨張大国・中国。中国経済の専門家が、日本人には驚きの中国の知られざる現状をレポートする。

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