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「ハイビジョンビデオ」撮影機能はケータイに革命をもたらすか

ハイビジョンビデオ付き携帯電話として注目を集める「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」。光学ズームが搭載され、手ぶれ補正まで備えたクオリティは想像以上だ。ただし、画像のやりとりの面で課題を抱えている。

 ここ最近、携帯電話の売れ行きがあまり芳しくない。販売体系が変化したことも大きな原因の1つだが、魅力的な製品ならちゃんと売れている。それは、「iPhone」がよい例だろう。

 携帯電話の機能が足踏み状態にあるのも、売れ行きが芳しくない理由の1つだ。通話やメール機能はとっくに成熟し、カメラ付きがヒットした後、ワンセグが流行った。

 だが、その「次の手」が見つからないのが現状なのだ。カメラ付きケータイが登場して、写メが普通に使われるようになったのは、携帯電話の革新と言ってもよいだろう。電車の中でテレビを見るスタイルも、かつては考えられなかったことだ。

 そこで今回は、「ハイビジョンビデオ(HD)付きの携帯電話」として登場した「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」を紹介しよう。果たして、ハイビジョンビデオは、新たな付加機能として定着するのだろうか?

 借用した実機を手にした最初の印象は、「大きくて重い」ということだ。実際、約50×118×19.9ミリ(カメラ部突起除く)、152グラムというサイズは、普通の携帯より若干大きく、ユーザーにとってはちょっと重い。ワイシャツの胸ポケットに入れると、邪魔に感じるだろう。

 だが、携帯電話としては何とか無難なサイズに収まっており、慣れてくれば普通に持ち歩けるはずだ。

 もちろん、これまでにも携帯電話には動画撮影機能が搭載されていた。だが、お世辞にも画質はほめられたものではなかった。画像の解像度が低いため、画像がぼんやりとした印象になり、フレームレートが低いため、ガクガクした動画も多かった。

 よくニュースなどで、「視聴者撮影」という映像が紹介されるが、見るに堪えないものが多いのは、携帯で撮影されているためだ。

 ところが、ビデオカメラの世界では、最近ごく当たり前になって来た「ハイビジョンビデオ」なら、テレビ放送にも耐えられるようなハイクオリティな動画を撮影できるのだ。

 日本では、安くても7万円程度のハイビジョンビデオカメラがよく売れている。だが、米国では200~300ドルという安価なハイビジョンビデオカメラが人気を博している。

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著者プロフィール

戸田覚

株式会社アバンギャルド/株式会社戸田覚事務所代表取締役。1963年生まれのビジネス書作家。IT、プレゼン、セールス、企画書、仕事術などが主なテーマで著書累計100冊。連載はWebと雑誌を合わせて24本。テレビ・ラジオの出演も数多い。また、執筆者になる人材を育てる「戸田覚塾」も運営。最新情報はブログにて。http://www.toda-j.com/weblog/

この連載について

PC、携帯、家電、ウェブ、ITサービス、ITソリューションなど、デジモノ&IT全般にかかわる最新トレンドを、ビジネス作家・戸田覚が毎回鋭い視点でレポートしていくコラム。

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