【第10回】 2007年12月10日
部下とのコミュニケーション密度を高める3つの仕掛け
部下との信頼関係の築き方には、いろいろ方法があります。ここではまずコミュニケーション密度を高めて信頼関係を築く方法についてお話ししましょう。
部下――特に今の若手は、成果主義の影響で強い成長願望を持っています。ですから、いくら上司の言い付けであっても、「自分の成長に結びつかない」と思えば、なかなか動こうとしません。「いつかは転職するかも」という思いすら頭にあるため、「上司のいうことを無理に聞かねばならない」という意識は以前より薄まっているのです。
そこで、今どきの上司と部下を結びつけるもの、それが前回触れた“信頼関係”ということになるのですが、これは一朝一夕に築けるものではありません。
部下と信頼関係を築くには共通認識が必要となり、それには何よりも普段からコミュニケーション密度を高めるよう心掛けなければなりません。
密度を高めるには、接する機会を増やすのは当然のこととして、それなりの仕掛けが必要になってきます。そこで有効なのが、「上司から働きかける」「雑談を大切にする」「仕事モード以外の場を利用する」の3つです。
第一歩は「上司から働きかける」
1つめの「上司から働きかける」は、部下とのコミュニケーションの基本です。中でも若手は年の離れた上司にどう話しかけるべきか躊躇してしまうことが多いものです。あいさつ一つするにもドキドキしています。
そんなとき、上司が「あいさつは部下からするものだ」という態度で知らんぷりを決め込んでいると、部下は自分が無視されているかのように感じ、必要以上に萎縮して心を閉ざしてしまいます。
「あいさつは部下からするもの」という上司の気持ちもわかりますが、小さなこだわりは捨てましょう。出退社時には上司から声を掛けて、部下が上司とのコミュニケーションを受け入れるベースを作ってあげましょう。あいさつ程度のささいな行き違いが、上司と部下の間に溝を作っていることもあるのです。
Special Topics
バックナンバー
新着トピックス
- 野口悠紀雄 未曾有の経済危機を読む
- 「円高こそデフレの原因」説の怪しさ ──今こそ必要なデフレの経済学(6)
- 日本を元気にする企業の条件
- ホンダ、ヤマハ発、味の素、住友化学… 日本企業にもあるBOP市場開拓のネタ
- 『週刊ダイヤモンド』特別レポート
- 市民による市長リコールもまだできない 阿久根市政“大混乱”の責任は誰にある?
- News&Analysis
- 苦境の地方空港に追い討ちも? 火種くすぶる「ハブ空港」議論の真実
- 岸博幸のクリエイティブ国富論
- 日本のためにならない「FREE」礼賛論を疑え!
- 追跡!AtoZ ~いま一番知りたいテーマを追う!超リアルドキュメント
- 大ヒット商品が続々「特許切れ」へ。 2010年以降、もう「新薬」は生まれない!?
- チャンスを逃さない! 今どき「住活」事情 By SUUMO(スーモ)
- エコポイントがなくても人気は絶大? 想像以上に盛り上がる「エコ住宅」ブーム
- 働き盛りのビジネスマンを襲う 本当に怖い病気
- 手足のひび割れと関節痛が同時に!? 骨の変形をも引き起こす皮膚病の正体
ダイヤモンドオンラインplus 知っておきたい価値ある情報
最新の連載一覧
経済・時事
経営・戦略
スキル・キャリア
Diamond Premium 最新記事 無料会員登録すると全文が読めます
- 公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略
- “不況に強い”にも関わらず売上急減!? 医薬品業界を襲う「2010年問題」とIFRS
- 金融市場異論百出
- 超インフレ国はジンバブエのみ 世界が学んだ「最低限の規律」
- 週刊ダイヤモンド 企業特集
- ユニー 前村哲路社長インタビュー 「現場の自由裁量権を広げ 個店経営のウエートを高める」
- 『社会貢献』を買う人たち
- キレイになって、途上国を支援! 女性の飽くなき「美への探求」が生んだ、一石二鳥のビジネスモデル
- 山崎元のマネー経済の歩き方
- 対等合併の呪

- 岡野工業・岡野代表エッセイ
- “神の手をもつ男”岡野雅行氏が日本の物づくりに「常識を捨て去れ」と喝!

- DOL編集部のツイッターを開始
- 最新記事の話題から編集部の日常まで、24時間つぶやきます。フォローよろしくお願いします。
Business information
著者プロフィール
- 前川孝雄
(FeelWorks代表取締役/人材活性化コンサルタント)
リクルートにて「リクナビ」「リクナビCAFE」「就職ジャーナル」「ケイコとマナブ」「好きを仕事にする本」「Tech総研」など史上最多といわれる就・転職・キャリア教育媒体編集長を歴任。08年に感情とコミュニケーションを鍵にした人材育成支援の「FeelWorks」設立。年間100本超のセミナーもこなし、個人のキャリアを応援するゼミも開き、キャリアナビゲーターとしても活躍中。「上司力」を提唱する第一人者。
株式会社FeelWorks(フィールワークス)
この連載について
企業にとって大きな課題となっている若年人材の流出と育成。上司はどうやって部下と接し、導き、活かしていくべきか。「上司力」養成講座の決定版。
若手社員の育て方・導き方・活かし方 バブル崩壊以降の新卒採用抑制の結果、企業の中には若手の悩みや疑問に答え、説明する言葉を持たない上司、部下を育てられない上司が量産されている。上司はいかに若手と信頼関係をつくり、育てるべきか、日々、何十万人もの若手社員のホンネと向き合い、自らも管理職として奮闘する著者からの提言。1500円(税別)
- DOLブックストアで購入
購入金額に関わらず送料無料! - Amazonで購入
アクセスランキング
- 2位
- 週刊・上杉隆
- 元秘書として鳩山邦夫氏に苦言を呈す 信念の見えない離党に意味はあるのか?
- 3位
- News&Analysis
- 日本が望みを託す宇宙開発の切り札! 「宇宙エレベーター」の知られざるシナリオ
- 4位
- China Report 中国は今
- 優秀な中国人学生を採用できなくなった日本企業
- 5位
- 評価が上がる!上司を味方にする技術
- 上司に好かれる話の聴き方、嫌われない質問の方法
Recommend 話題の記事
- China Report 中国は今
- 優秀な中国人学生を採用できなくなった日本企業
- 田中秀征 政権ウォッチ
- 鳩山首相「発言のブレ」正当化に疑問を呈す
- News&Analysis
- 日本が望みを託す宇宙開発の切り札! 「宇宙エレベーター」の知られざるシナリオ
- 山崎元のマルチスコープ
- 官民一体の海外ビジネス受注期待を怪しむ
- ミドルマネジャーのための「不機嫌な職場」改革講座
- この閉塞感はどうにもならないのか? 組織の成果を最大化する人事制度とは
- SPORTS セカンド・オピニオン
- 大リーグ球団にとっての、日本人選手の価値を考える
- 政局LIVEアナリティクス 上久保誠人
- 参院選がどう転んでも、 政界の「世代交代」加速は止められない

- 【PrimeTime】トップインタビュー
- 「サービス力は人財力と組織力の掛け算」~百瀬次生・日立電子サービス社長

- 【THEProject】プロダクトとサービス最前線
- 現実味帯びる「IFRS」。最新会計基準対応処理システムを低コストで提供
雑誌定期購読のご案内
特大号・特別定価号を含め、1年間(50冊)市価概算34,500円が、定期購読サービスをご利用いただくと25,000円(送料込み)。9,500円、約13冊分お得です。さらに3年購読なら最大49%OFF。
1冊2,000円が、通常3年購読で1,333円(送料込み)。割引率約33%、およそ12冊分もお得です。
特集によっては、品切れも発生します。定期購読なら買い逃しがありません。
年間12冊を定期購読すると、市販価格8,400円が7,150円(税・送料込み)でお得です。お近くに書店がない場合、または売り切れ等による買い逃しがなく、発売日にお手元へ送料無料でお届けします。
※別冊・臨時増刊号は含みません。
偶数月の1日発売(隔月刊)。1年購読(6冊)すると、市販価格 5,880円→4,700円(税・送料込)で、20%の割引!
※別冊・臨時増刊号は含みません。
お知らせ・ご案内
- 会員専用ページ開始のお知らせ
- 7月より一部の記事で、無料会員登録した方だけが全文を読める形に変わりました。詳細はこちらをご覧ください。




