タイ 2016年9月13日

女、33歳、独身。バンコク移住物語【前編】

これやりました! 移住前編

 海外移住するには避けて通れない公的手続きが盛りだくさんあります。私が経験した手続きすべてご紹介します。正直、ズボラ女には辛かった!

【ビザの申請】タイで働くならまずはコレ

 取得したのはノンイミグラント-Bビザ(就労)。提出書類に不備がなければ、翌日午後に受け取れる。でも余裕を持って渡航2週間前までに申請すべし。私は、ギリギリでした(汗)!

●会社に用意してもらったもの
・ 役職、サラリー、ビザの種類を明記した英文招聘状原本
・ タイ商務省発行の会社登記謄本コピー

●自分で用意したもの
・ パスポート
・ 申請書(在京タイ王国大使館のホームページからダウンロード)
・ 顔写真2枚(大使館でも撮れる)
・ タイで就業する身元保証書(これも大使館のホームページからダウンロード)
・ 申請料9000円(シングルエントリーの場合)

《Point!》申請時に戸惑ったこと
○申請書には、タイでの居住地の記載も必要。まだ家を決めていなかったので空欄にしていたら、「書かなきゃダメ」とのこと。ホテルも未定だったので、(適当に)前回泊まったホテルの住所を書いたが問題なかった。

○ビザ受取時ではなく、申請時に申請料9000円が必要。私はそれをすっかり忘れて、見知らぬサラリーマンに貸してもらいました。その節はありがとうございました。

ノンイミグラント-Bビザの取得は渡航2週間前までに申請するといい。【撮影/『DACO』編集部】

【お役所手続き】窓口たらい回しの刑

 移住する際、「住民票どうする問題」というのがある。住民票を抜くと、これに連動して国民健康保険やら年金やら、いろんな制度から外れるため、よく話題になるらしい。ただ、住民票を残しておくメリットはほぼない。私が行なった手続きは以下のとおり。

(1) 住民票を抜く
海外転出届を役所に出す。渡航2週間前から手続きできる。転出先に「タイ・バンコク」と書けばOK。

(2) 国民年金の支払いを考える
住民票を抜くと、国民年金の加入義務もなくなる。将来のために支払い続けたい人は「任意加入」の手続きが必要。迷ったけど、目先のお金が大事と思い、私は加入しなかった。

(3)国民健康保険の資格抹消
海外転出すると自動的に資格がなくなる。保険証は返却用封筒をもらい、フライト当日にポスト投函した。

(4)住民税の支払い手続き
住民税は、その年の1月1日に住民票がある場所に納税する義務が発生する。ってことは3カ月前(前年中)に移住してれば、今年は住民税かからなかったのかー! ちょっと損した気分。今年の住民税は6月に一括引き落としされ、たんまり取られた。

(5)涙の確定申告

会社員ではなくフリーランスだったため、確定申告をしなければならなかった。引越しやら準備でバタバタの中、領収書の束に埋もれ、なかば投げやりに書類を郵送で提出。5月に数十万円の還付があり、一部を住民税に充てた。

《Point!》住民票を日本に残すメリットは何よ?
住民票を残すメリットは、国保に入っていられることと、住民票や印鑑証明などのサービスが継続できること。でも旅行保険に入ればいい話だし、海外に住んでいるのに日本の住民票が必要になる場面ってそうないはず。

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