「日本企業の会議」が何も決められない理由あなたの会社の会議、報告と連絡に終始していませんか?

 みなさんこんにちは、澤です。

 この記事の読者の皆様の中には、「全く会議をすることがない」という人はほとんどいないのではないかと思います。

 では、皆さんは「いい会議」ができていますか?

 それ以前に「いい会議」とはどんな会議か、イメージできますか?

 今回は、ビジネスパーソンにとっては切っても切り離せない「会議」をテーマにお送りしたいと思います。

「会議で何か決まるのを初めて見た!」
超一流企業の若手社員から衝撃の一言

 皆さんのイメージする「いい会議」とはどんな会議でしょうか。

 その内容に入る前に、ちょっとしたエピソードをご紹介したいと思います。

 私の部署は、他の企業からインターンを受け入れています。そのうちのひとりは、非常に長い歴史がある国内超一流企業から澤のチームに参加してくれていました。社会人5年目の28歳の彼は(Aさんとしましょう)、私のチームで1年間インターンとして活躍してくれたのですが、来たばかりの時にはすごいカルチャーギャップに驚いていたようです(なにせマネージャーはロン毛だし…)。

 Aさんは澤のシャドーイングをして、すべての会議やセッションに参加してくれていました。

 私は、セッションがないときはかなりの数の会議に参加することになります。日によっては朝9時から夜19時まで、全く隙間なく1時間もしくは30分の会議が詰め込まれる場合もあります。

インターンが始まって2日目。Aさんが驚いた口調で言いました。

「こんなペースで会議があるんですね!隙間ないじゃないですか!」

 私は「これでも、『とりあえず出る会議』はないから、必要な会議だけなんだけどね」と答えました。

 そして、Aさんの次の言葉に少々驚くことになります。