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ヒントはここにあった!先端ITで日本企業の未来を変える

デジタルマーケティングに関する
国際調査から何がわかるか

安間 裕 [アバナード株式会社 代表取締役]
【第22回】 2016年10月31日
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 前記の調査からすると、全体を通じた「カスタマーエクスペリエンス」としての情報の「連環」は、ほとんどできていないに等しい企業が多いように思います。

 これらを総合すると、日本のカスタマーエクスペリエンス向上、デジタルマーケティングに対する取り組みは、他国に比べ相当に遅れているといっても過言ではないと思います。

 ただし、取り組み始めようとしている、または、すでに着手している企業も数多くあります。

 逆に言えば、やっていないのだからできていないのは当たり前で、やればいいだけのことだと思います。そういう意味では、遅れている我々には、大きな伸びしろがあることになります。

 1ドルの投資で3ドルのリターンを得るのですから、これほど利回りのよい投資はないのではないでしょうか。

 ぜひ、デジタルマーケティングを活用し、カスタマーエクスペリエンスを高め、世界に勝ち抜く日本企業になってほしいと思います。

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安間 裕
[アバナード株式会社 代表取締役]

団体系保険会社、外資系商社を経て、1998年にアクセンチュアに入社。その後外資系広告代理店を経て2001年に再度アクセンチュアに入社、アクセンチュア・テクノロジー・ソリューションズの設立に携わり2002年8月に同社代表取締役社長に就任。2009年アクセンチュア執行役員アウトソーシング本部長、2010年執行役員ビジネスプロセス・アウトソーシング統括本部長を歴任。副社長としてフューチャーアーキテクトの経営に携わった後、2014年4月にアバナードに入社。1982年明治大学文学部文学科フランス文学専攻卒。1959年生まれ。

ヒントはここにあった!先端ITで日本企業の未来を変える

IT業界のフロントランナーである筆者が、日本企業の経営やビジネスの最前線で働く人々に向けておくる連載第2弾。昨今のITで起きていることを、いわゆる「Buzz Word(はやり言葉)」としてではなくビジネスの言葉で解説。客観的データを基にした冷静な分析で、今日から仕事への意識を変えられるヒントを提供する。

「ヒントはここにあった!先端ITで日本企業の未来を変える」

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