35歳で10社経験している人も!
業界や職種で異なる転職事情

 ウェブ業界やゲーム業界で仕事をしている人の職務経歴書を見ると、びっくりさせられることがあります。35歳にしてもう10社も経験しているような経歴の人がいるからです。毎年のように勤めている会社が変わり、ときには前にいた会社へ出戻りしている場合もあります。

 そうなるのは、「新しい魅力的なプロジェクトに参画するから」「このゲームを作りたかったから」といった理由で、彼らがどんどん会社を移っていくからです。仕事が続かないのではなく、仕事に対するアグレッシブさがあるために転職回数が多くなっているわけです。

 また、特にゲーム業界はヒット作が1本出ると急成長する反面、人気が続かないと業績が急速に悪化するという浮沈が激しい世界のため、1つの会社に所属する時間が短くなる場合が出やすいといった事情もあるようです。

 ただ企業が敬遠する要因であった、1つのところで仕事が続かないために転職回数が多くなっている人がまったくいなくなったわけではありません。いつの時代もこのタイプは存在しています。

 面白いことがあれば、同じ社内のプロジェクトを移っていくかのようにどんどん会社を変わっていく、アグレッシブな腕一本で勝負しているようなタイプなのか。それとも単なる堪え性のないタイプなのか。企業がそのタイプを見極めるにはしっかり面接を行うしかないので、転職回数の多い人はその点を面接で問われることになります。