結婚は夫婦だけの問題ではないとよくいうが、結婚してからすぐに家同士の付き合いが残念な事態になってしまうと、やはり気が滅入るものだ。結婚する前に何事も受け入れる覚悟を決めておく、もしくは、事前に話し合って妥協できるラインを決めておくのがいいのかもしれない。

 他にも田舎だからこその風習によって起こったこんなケースも…。

「関東地方の田舎にある主人家に嫁いだのですが、田舎だからこその風習なのか、親族や近所の方同士の付き合いが本当に面倒くさくて。結婚式の衣装は日ごろから付き合いがあるお店に、髪の毛のセットやお化粧は義母の親戚のお店に……と付き合いを基準に決められて、私が口を挟む余地もありませんでした。

 自分が着たいと思っていた服も着られず、お化粧も私の好みではないひどい有様に…。泣きそうな顔をして写真に映っている自分を見ると、今でも憂鬱な気分になります」(50代女性)

 風習の違いは、お互いの家に悪意がないからこそ、やっかいな問題でもある。結婚式は一生に何度もあるものではないが、そんな思い出が残念なものになってしまわないように、話し合いを重ねて、納得がいく選択をしてほしい。

 多くの場合、結婚式も葬式もその人にとっては1回きりの大切な儀式である。それがこのように残念な事態になってしまわないよう願うばかりである。