異例な支持率の低さで大統領に就任するトランプ氏は、就任式が人気に欠け、参加率も低いとの報道に繰り返し反論している。

「記録的な数の人たちがワシントンになだれ込んでくる」と、トランプ氏は17日、ツイッターに投稿。「トランプ支持のバイカーたちもやって来る。木曜から土曜は素晴らしい日々となるだろう」

 当局によると、就任式の見物客は約80万人になるとみられる。2009年のオバマ大統領の就任式には推定180万人が集まった。

 ギャラップが1月4─8日に実施した世論調査によると、トランプ氏を支持すると答えた人が40%だった一方、支持しないとする回答者は55%だった。

 一方、2009年にオバマ大統領が就任する前の、ほぼ同時期に実施された調査では、支持率は78%だった。同様に、2001年のジョージ・W・ブッシュ元大統領の場合は62%だった。

「トランプ氏の大統領就任式の特徴は抗議デモの多さだ」と、米国の歴史を伝えるラジオ番組の共同司会者であるブライアン・バログ氏は指摘する。

 米国立公園局は27団体にデモの許可を与えている。ワシントン中心部にある国立公園ナショナル・モールでは就任式翌日の21日、トランプ氏に抗議する「女性の行進」が予定されているが、主催団体によれば、約20万人が参加する見通しだという。

 人権や公民権に関する問題を訴えるのが狙いだというこの抗議デモは、最大規模になるとみられ、名誉共同議長には活動家のグロリア・スタイネム氏や歌手で俳優のハリー・ベラフォンテ氏が名を連ねている。

(Ayesha Rascoe記者 翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)