糖質オフ、シトラス味…
今年は新商品も目白押し

 カルビーは、定番の「フルグラ」はもちろん、2月には「フルグラ 大きめマンゴー」を、3月には「フルグラ チョコクランチ&バナナ」を発売予定など、さまざまなフレーバーを展開。今年はフルグラがまだ食い込めていない子どもをターゲットにした商品も出していく予定だ。

 また、今年1月に全国販売を開始した「フルグラ 糖質25%オフ」は中高年をターゲットにした。「単に糖質オフにすると、味が落ちる。何年もかけて糖質オフと美味しさの両方を追求した商品です」(カルビーの藤原氏)。

シリアル類の老舗で商品開発に定評のあるケロッグの「フルーツグラノラ」。今春発売予定のシトラス味は社内で喧々諤々の議論を経て誕生した自信作だ

 一方、ケロッグも今春、フルーツグラノラハーフ(脂質50%カット)の「シトラスミックス」を発売する。「オレンジやレモンといったシトラス類を美味しく乾燥させるのは、とても難しいのですが、急速にドライをかける技術でクリアした自信作です」(ケロッグの大谷氏)。シトラスミックスは春~夏の限定商品。さらに秋には“ダイナマイト級”の新商品をリリースする予定という。

「まだまだ伸びるのは間違いないですが、最近少し成長が緩やかになってきた。新しいお客様を開拓するのはもちろんですが、今買ってくださっているお客様をいかに飽きさせないかを考えて行かなければなりません」(日清シスコの松長氏)。日清シスコも2月、「ごろっとグラノーラ」シリーズに「メープル仕立ての贅沢果実」や「きなこ仕立ての充実大豆」など4品(レギュラーサイズ、ほかにBIGサイズもあり)を発売した。

 カルビーが火をつけたグラノーラブームは、ケロッグや日清シスコも加わり、三つ巴の激しい商品開発合戦が行われている。

(ダイヤモンド・オンライン編集部 津本朋子)