証券取引法違反事件における堀江貴文氏の上告棄却が決まった。これで収監が確実となり、2年6ヵ月の実刑が確定する。

 筆者がそのニュースを知ったのは堀江氏のツイッターからであった。そこで、すぐに次のようにリツイートした。

〈【速報】 RT @takapon_jp: 棄却された。。。〉

 この後も、堀江氏のつぶやきをいくつか拾って、リツイートを繰り返した。

〈いやあしかし凄いタイミングで出してくれたもんだ。丁度5年前の4/27が東京拘置所から保釈された日〉

〈とりあえず異議申し立ては出しますが、たぶん一ヵ月くらいで入ります。大体2年4ヵ月かな。。。〉

 そして、マネージャーに電話を入れた後、堀江氏の携帯電話も鳴らしたのだった。

「どうすんの、ゴルフ? せっかくいい季節がやってきたのに……」

なぜ上告棄却当日に急遽、
記者会見を開こうと思ったのか

 堀江氏が刑務所に入る前に、少しでも日本社会に広まった彼に対する「誤解」を解くことが、自分自身にできる最低限のことだと思った。

 悪法もまた法である。それに逆らうつもりはない。しかし、大手メディアの行なってきた検察広報としての堀江バッシングは明らかに度を超していた。