7.逃げる

 隠れている間に出口を特定してください。犯人が油断したり、弾を装填する間に急いで出口に向かってください。テロリストに見つかったり、人質になると、命にかかわることが殆どです。あなたを助けるため、または犯人に対峙するため、当局の人員が現れた場合は、両手を広げて上に上げ体から両手を離します。可能であれば、手のひらを見せた状態で犯人がどこにいるかを示し、口頭で伝えてください。当局の指示に従い、その場から脱出してください。

8.離れる

 脱出したら、当局の指示に従い安全な場所に移動するか、自分と犯人との間に距離を保つ。もしくは犯人がいる場所から高いビルを挟んだ場所に移動してください。まわりに何もない場所に立ち止まらないでください。爆風や爆風による飛散物、銃弾は1キロ飛ぶこともあり、人を死に至らしめるほどの威力を持っています。

 テロリストは、生存者が最初の攻撃から逃げ出す際のルートに2回目の攻撃をしかけます。当局の助けが来るまで、人で込み合っている場所からは離れてください。そして、当局に何を見たかを落ち着いて話してください。あなたが見たものを正確に伝えることができれば、他の人の命を救う事ができます。その時には話に尾びれをつけたり、想定したり、大げさに行ったり、話を作ったり、想像したりするのはやめてください。不正確な情報提供により、時間を無駄にしたり、誤った指示を出しかねません。

9.安全を確保する

 セキュリティ担当者が、その場所が安全で、あなたを犯人と誤認識しないことが確実になるまでは、安全な場所から離れようとしないでください。これはテロ攻撃の現場で、何が起きているのかを確かめるため、そして他の人を助けるためにもなります。

10.戦う

 出口もなく、隠れる場所もなく、脅威から逃れることができない場合は、手に入るあらゆるものを使い、そして周りの人達にも協力を求めて犯人を打ち負かしてください。亡くなる人も出るかもしれませんが、結果的には多くの人が助かります。

まとめ

 命を守ることに本気になって下さい。そして、できるだけ、普段から身を守ることを優先して、自分を始め、家族、友人など周囲の人にも自分が学んだ危機回避の手法などを具体的に共有して下さい。

 起こり続けるテロの脅威に打ち勝つのは正義の心を日頃から養い、確実に身につけることです。それは、難しいことではありません。

 デタントでは、具体的に身を守るためのテクニックをとてもわかりやすく教えています。その内容は8歳くらいの子供にもできる内容ですので大人であれば誰でも簡単に身につけることができます。詳しくは、デタントホームページをご覧下さい。

デタント~命を守るテクニック~
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サニーカミヤ/一般社団法人日本防災教育訓練センター代表理事。防災コンサルタント、セミナー、講演会など日本全国で活躍中。元福岡市消防局レスキュー隊小隊長。元国際救急援助隊所属。元ニューヨーク州救急隊員。台風下の博多湾で起きた韓国籍貨物船事故で4名を救助し、内閣総理大臣表彰受賞。人命救助者数は1500名を超える。世田谷区防災士会理事。