バックレストをフォルドするときはダンパーの働きでゆっくりと倒れる機構が採用された

 

 レヴォーグをエンジンでみると1.6と2リッターの2つから構成される。1599cc水平対向4気筒エンジンは125kW(170ps)の最高出力と250Nmの最大トル。もうひとつ1998ccの水平対向4気筒は221ps(300ps)と400Nmを発生する。

 これにリニアトロニックとスバルでは呼ぶ無段オートマチック変速機が組み合わせられる。そして全車フルタイム4WD(スバルではAWDと呼称)搭載だ。

 もうひとつが操舵感。「ステアリングホイールを切ったときのフィーリングが大きく改善されています」とスバルの技術者は言う。実際にはパワーステアリングのシステムを見直している。サーボを大型化して位置変更したのだ。

 はたして操縦すると、まさに言葉から期待したとおり。ステアリングホイールの動きにじつにスムーズにクルマが反応する。どんなカーブだろうが、きもちよく曲がるのだ。従来型に比較して大きな向上ぶりである。

 

ステアリングホイールの戻りを速くして操作性を向上させている

 

 パワーもとりわけ2.0ではとくに申し分がない。低回転域からぐんぐんと力強い加速をみせる。水平対向エンジンによる低振動性とともに、いいクルマだと印象づけられる。

 もっとも売れ線という1.6GTでは乗り心地を快適方向へと少し振っている。ユーザーの幅も広かったモデルだけに、より売れ線を狙ったということか。

 乗るとよりパワフルな2.0のほうが、このクルマのキャラクターを堪能できるように、個人的に思えた。ただ、ガラス厚を厚くするなど静粛性への気配りもされていて、乗るひとの選択肢が広がったのはとてもいいことだ。

 価格は1.6リッター車が1.6GTアイサイトの282万9600円から1.6STIスポーツの356万4000円まで

 2リッターは2.0GT-Sアイサイト(361万8000円)と2.0STIスポーツ(405万円)となる(すべて税込み)。

 

リアシートのバックレストは40対20対40の分割可倒式に