具体的には、物流については天王洲や埼玉などに拠点を設けました。資金面については、まだ公表していませんが、これに絡めた事業を作っているところで、いずれかのタイミングでどのような仕組みでお金を用意しているかお知らせできると思います。

 はたから見れば、私たちのサービスはお金をばらまいているようにしか見えないわけで、ソーシャルメディア上では、「馬鹿なんじゃないか」とか、「事業として成り立つわけがない」と言われることも多かったんですが、8月24日にサービス再開にこぎ着けることができました。

 再開に至った最大の理由は、この事業にポテンシャルがあり、採算性を担保して事業展開できる見込みがあると判断したからです。

――性善説は通用したというわけですか。

 そうですね。今日(8月22日)の時点で91%の人がちゃんと取引してくれています。

――ウソをついて取引をする人もいたと思います。例えば、アイテムの写真は送って現金を受け取っておきながら、実際には商品を送らないケースなど、悪質な取引の割合はどの程度になりますか。

 騙そうとする人はアイテムを送ってきませんから、まだ取引が終わっていない残りの9%に入っていると思います。アイテムは日々送られてきていて、最終的にちゃんと取引してくれる割合は95%程度になりそうなので、5%程度に収まると想定しています。

――ビジネスとしての成立ラインは。

 当初は悪い人たちが2、3割に収まったらいいなと思っていました。それくらいいてもギリギリ事業として成り立つ設計をしていたので、想像以上の結果です。

 会社として私たちが取り込みたいのは、消費者金融ではカバーしていない少額の資金ニーズ。こうしたニーズは潜在的に消費者の中にものすごくあると思っていますが、手軽にカジュアルにスピーディに応えられる企業、サービスはありませんでした。

 たった1日ですが、実際にこのサービスを提供してみて確信したのは、やはりこの需要は大きく、市場として成り立つ規模が潜在的にあるということです。