住宅ローンの選び方[2018年]
【第10回】 2017年8月28日公開(2017年11月14日更新)
バックナンバー 著者・コラム紹介
千日太郎

住宅ローン「変動金利」は低下傾向!
借り換えるなら、どの銀行がお得?
りそな銀行、住信SBIネット銀行を徹底比較

こんにちは、千日です。最近、住宅ローンの金利動向に変化の兆しです。2016年~2017年の前半までは10年固定金利で金利の安さを競っていたのですが、全体的に10年固定金利は上がり、変動金利が下がり始めました。そこで、変動金利でも最低金利である、「りそな銀行」「住信SBIネット銀行」への借り換えにメリットがあるのかどうか、どんな人がメリットあるのかを調べました。

 今回のタイトルにもなっている、りそな銀行の借り換えローンについて見てみましょう。以下は、りそな銀行の「りそな銀行借りかえローン(WEB申込限定プラン)ずーっとお得! 全期間型」の金利推移です。

 りそな銀行の住宅ローン金利推移
(りそな銀行借りかえローン(WEB申込限定プラン)ずーっとお得! 全期間型)
  変動金利 10年固定金利
2017年2月 0.569% 0.500%
2017年8月 0.440%
(半年前比 -0.129%
0.700%
(半年前比 +0.200%

 りそな銀行の10年固定金利は前にも一度記事にしたことがあるのですが、2017年2月に10年固定金利が0.500%であったのが、2017年8月には0.700%に上がってしまいましたね。これに対して、変動金利は0.569%から0.440%に下げました。上下関係が完全に逆転です。

 また住信SBIネット銀行についても、逆転とまでは行きませんが同じ傾向となっていますよね。10年固定は上がり、変動金利は下げています。以下は住信SBIネット銀行の住宅ローン「通期引き下げプラン」の金利推移です。

 住信SBIネット銀行の住宅ローン金利推移
(通期引き下げプラン)
  変動金利 10年固定金利
2017年2月 0.447% 0.540%
2017年8月 0.444%
(半年前比 -0.003%
0.660%
(半年前比 +0.120%

【関連記事はこちら!】
⇒ 【住宅ローン「実質金利」ランキング(変動金利)】借り換えで本当に得する最新商品を発表!

なぜ10年固定は上がり変動金利は下がるのか?

 なぜ変動金利を引き下げて、逆に10年固定は引き上げているのでしょうか。これを銀行に聞いたところで仕方ないことなのですが、これは金融市場の金利動向から導き出される金利設定ではなく、銀行が売りたい住宅ローンが10年固定から変動金利へ移りつつあるということです。

 あくまで住宅ローンというのは、銀行が販売する「商品」なんですよね。商品の値決めをするのは売り手です。市場の金利動向とは別の原理が働いて金利が決まることは珍しいことではないということです。

 我々利用者としては、上手にこの機会を捉えて、お得度が上がっている「変動金利」に借り換ることによって返済額を減らしたいところですよね。そこで、気になる以下の2点について考えてみましょう。

 (1)借り換えて得する金利は何%?
 (2)「りそな銀行」と「住信SBIネット銀行」では、どっちに借り換えるのが正解?

 では始めます。

0.6%台の変動金利で借りていても、借り換えメリットあり!

 まずは一番知りたい結論から書きましょう。りそな銀行、または住信SBIネット銀行の変動金利へ借り換えるなら、下表の金利が損益分岐点となります。現在の住宅ローンの残り返済期間、ローン残高から、自分の「損益分岐点」を割り出し、それ以上の金利で借りているのであれば、借り換えにメリットがあるということです

 「損益分岐点」より、現在の住宅ローン金利が高ければ借り換えを!
現在の「ローン残高」 現在の「残り返済期間」
10年 20年 30年
1000万円 1.18% 0.81% 0.68%
2000万円 1.07% 0.75% 0.65%
3000万円 1.03% 0.73% 0.63%
4000万円 1.01% 0.72% 0.63%
5000万円 0.99% 0.72% 0.62%
6000万円 1.00% 0.72% 0.63%
※ 現在、変動金利で借りており、りそな銀行、住信SBIネット銀行に借り換えて、諸費用を現金で支払った場合の損益分岐点(借り替えてお得になる最も低い現在の金利)とした。りそな銀行の「クラブポイント」は考慮していない。

 例えば、現時点の住宅ローン借入残高が3000万円で残り期間30年であれば、現在の住宅ローン金利(変動金利)が0.63%以上であれば、りそな銀行か住信SBIネット銀行の変動金利に借り換えた方がいいということです。

 5年以内に変動金利で借りている人は、1%を切るような低金利で借りている人が多いですけど、それでも十分に借り換えメリットが出せるということです。

 今まで借り換えをしていない人は、かなりの人が当てはまると思います。いや、一度くらい借り替えていても、当てはまる人は多いのではないでしょうか。

 ちなみに、「損益分岐点」の計算はそれほど難しくありません。

 ・現在、借りている住宅ローンをそのまま払い続けた場合の元利支払い額
 ・りそな銀行、住信SBIネット銀行に借り換えた場合の手数料と、元利支払い額

 この2つを比較して、借り換えにメリットがある「損益分岐点」を各条件下において割り出しました。

必ずしも正しくない「借り換えの3条件」

 しかし、住宅ローンの借り換えに関してはみんな消極的なんですよね、こんな声を聴くことがあります。

 「借り換えには高い費用がかかるでしょ。一般的に言われる3つの条件に当てはまらなければ、借り換えしても損なんでしょ? 私は借入金利が1%切ってるから借り換えなんて意味ないよ……」

 一般的に言われる3つの条件とは、以下の3つです。

 (1)残り返済期間10年以上
 (2)残りローン残高1000万円以上
 (3)現状の金利と借り換え後の金利差が1%以上

 実は、この3つの条件というのは、必ずしも正しい情報ではありません。多くの人は「3つの条件をすべてクリアしないといけない」と考えていますが、実際は一つくらい条件を満たしていなくても、他の条件に余裕があれば、借り換えメリットはあります。

 多くの人が間違った情報をもとに判断して「ああ自分は借り換えしても損だな」と機会を逸しているんです。確かに、借り換えには費用が必要です。でも、そのハードルは意外と低いという事実を、もっと多くの人に知っていただきたいですね。

手数料も加味した実質金利では、住信SBIネット銀行が有利

 では、「りそな銀行」と「住信SBIネット銀行」では、どちらが有利な商品でしょうか。金利だけを見ると、僅差で「りそな銀行」に軍配が上がりますが、そう簡単な話ではないのです。

 両行を細かく比較してみましょう。

 まずは、借り換えに必要な費用を見てみます。何となく「高いんでしょ?」ではなく具体的に計算してみましょう。下表がその答えです。

 借り換えに必要な費用はいくら? (りそな銀行 VS 住信SBIネット銀行)
借入額 りそな銀行 住信SBIネット銀行
(3万2400円安い)
1000万円 37万9200円 34万6800円
2000万円 64万5200円 61万2800円
3000万円 90万1200円 86万8800円
4000万円 115万7200円 112万4800円
5000万円 141万3200円 138万800円
6000万円 170万9200円 167万6800円

 このうち、3000万円について、その内訳をお見せします。現時点の住宅ローンの残高が分かればだれでも簡単に試算できますよ。

 借り換えに必要な費用の内訳(りそな銀行 VS 住信SBIネット銀行)
支払い先 借り換え費用 りそな銀行 住信SBIネット銀行
現在の銀行 繰り上げ返済手数料※1 定額 1万0800円 1万0800円




事務手数料※2 定額 3万2400円 0円
保証料※3 ゼロ円 0円 0円
司法書士報酬※4 概算 7万円 7万円
登録免許税※5 0.4% 12万円 12万円
印紙税※6 定額 2万円 2万円
銀行融資手数料※7 2.16% 64万8000円 64万8000円
合計 90万1200円 86万8800円
※1 現在の銀行に支払う繰上げ返済手数料は、銀行によって異なりますが定額で1万800円というところが多いです。
※2 りそな銀行へ借り換える場合は事務手数料が3万2400円必要ですが、住信SBIネット銀行の場合はゼロ円です。これが手数料の差額となっていますね。
※3 大手銀行では保証会社の保証を付けるのが通常ですが、今回の借り換えローンについてはりそな銀行、住信SBIネット銀行ともに不要なのでゼロ円です。
※4 司法書士報酬は、司法書士によって違います。概ね5万円~13万円と言われていますので、このシミュレーションでは7万円としました。
※5 登録免許税は借入金額の0.4%です。これは税金ですので銀行によって差は生じません。
※6 印紙税は借り換える住宅ローンの金額によります。500万円超・1000万円以下で1万円、1000万円超・5000万円以下で2万円、5000万円超・1億円以下で6万円です。
※7 銀行融資手数料が最も高い費用ですね。りそな銀行、住信SBIネット銀行ともに借入金額の2.16%です。

 借り換えの費用面では、住信SBIネット銀行の方がローン残高、残り期間に関わらず一律3万2400円安いですね。

 一方で金利は、りそな銀行の方が0.004%低い。

 どちらがお得なのか悩ましいところです。そこで、総支払額はどちらが少ないのか計算してみました。りそな銀行で借りると、3万2400円を多く支払うことになりますが、それを0.004%低い金利差で取り戻すには、6000万円を30年借りて、やっと収支トントン位になるレベルです。6000万円以上借りる人は、そうはいないでしょうから、基本的には、住信SBIネット銀行の方が、わずかに有利ということになります

【関連記事はこちら!】
⇒ 住宅ローン借り換えの諸費用は30万~280万円と、商品により大きな差!

 このことはザイ・オンラインの住宅ローン実質金利ランキング(変動金利、借り換え)にも表れていますよね。以下の「実質金利」とは、諸費用を込みにした金利です。

 住宅ローン実質金利ランキング(2017年8月、変動金利、借り換え)
  1位 2位 3位
表面金利ランキング りそな銀行
0.440%
住信SBIネット銀行
0.444%
じぶん銀行
0.497%
実質金利ランキング 住信SBIネット銀行
0.593%
楽天銀行
0.596%
りそな銀行
0.598%
※ 実質金利は、借入額3000万円、借入期間35年で計算
※ 実質金利ランキング(変動金利、借り換え)

 このように、借入金額3000万円、借入期間35年では、住信SBIネット銀行の方が有利です。

 じゃあ、住信SBIネット銀行に決まりか、というと、それほど単純ではありません。両社は、あまりにも僅差ですよね。ほとんど一緒といっても過言ではありません。他に違いはないのかが気になるところです。

りそな銀行では残高に応じた「クラブポイント」が毎月付与される

 りそな銀行は言わずと知れたメガバンクです。メガバンクで住宅ローンを借りるとATMが多いとか、振り込み手数料が無料になる等、普段の生活に必要な決済費用を下げやすいという点もありますが、それだけでは決定力には欠けると思っています。

 明らかな違いが生じるのは銀行が提供しているポイント制度です。りそな銀行との取引で貯められる「りそなクラブポイント」は毎月の住宅ローンの残高に対しても毎月付与される仕組みになっているんですよ。貯めたポイントは「Tポイント」「Dポイント」に交換することができ、実質的には1ポイント=1円として利用できます。住信SBIネット銀行との取引でも同様のポイント制度はありますが、住宅ローン残高でポイントが貯められる仕組みはありません。

 下表は、りそな銀行で住宅ローンを借りた場合に毎月付与される「りそなクラブポイント」の合計です。

「りそなクラブポイント」はいくら貯まるのか?
(黄色地は3.24万円を超えている部分)
ローン残高 借入期間
10年 20年 30年
1000万円 1万4197円 1万8463円 2万2773円
2000万円 1万7194円 2万4526円 3万1946円
3000万円 2万191円 3万589円 4万1119円
4000万円 2万2449円 3万5121円 4万7939円
5000万円 2万3796円 3万7808円 5万1959円
6000万円 2万4690円 3万9586円 5万4609円

 住宅ローンを借りていれば、月末のローン残高100万円ごとに5ポイント(最大150ポイント)が毎月、付与されます。この他にも、最初に1万ポイントプレゼント、給与振込口座に指定すれば毎月20ポイント、りそな銀行クレジットカード利用金額7万円で350ポイントなどがあります。

 借り換え金額が6000万円、借入期間が30年なら、5万4609円ものポイントが貯まります。上手に利用すれば事務手数料の差は簡単にひっくり返るでしょうね。

 住信SBIネット銀行の方が事務手数料3万2400円だけ安くなりますが、あまりに僅差でちょっと決め手には欠けると思います。住宅ローンを借りる銀行はいわば『自分のメインバンク』です。トータルでの利便性や付加サービスにも注目して決めたいですね。

 ですから、以下のような人が、一覧表の借り換えメリットのある変動金利で住宅ローンを借りているのなら、りそな銀行への借り換えがおすすめです。

 ・りそな銀行のATMが利用しやすい場所にある人
 ・住宅ローンの残高、残期間とも多く残っていて住宅ローン残高に対して付与されるクラブポイントが大きい人
 ・ポイントを貯めたり使ったりするのが好き! 好きこそものの上手なれです

 ■りそな銀行の住宅ローンの概要
 金利 ⇒「りそな銀行」詳細ページを見る
 無料団信の保障範囲 死亡・高度障害
 オプション保険(保険料) 「団体信用生命保険」+「3大疾病保障特約付」+「7大リスクに対応の団信革命」(金利+0.3%)
 事務手数料(税込) 借入額×2.16%+3.24万円
 保証料(税込) 0円
【ポイント】
大手銀行の一角で住宅ローンの獲得に積極的な姿勢を見せる。変動金利、10年固定金利は諸費用を含めた実質金利でも非常に金利が低い。金利0.3%を上乗せで、16の特定状態・所定の要介護状態を保障する、他行には見られない新しいタイプの団体信用生命保険・「団信革命」を提供。特に借り換えに力を入れており、新規借入より金利・諸費用が安くお得だ。

【関連記事はこちら!】
[りそな銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]
変動・10年固定のWEB限定商品は低金利!団信はオプションで病気・けがの7大リスクに対応

住信SBIネット銀行なら、「全疾病保障」にグレードアップできる

 これに対して、金額には表れない住信SBIネット銀行のメリットは何と言っても団信に無料で「全疾病保障」が付くという点です。これまでは8疾病保障だったのですが、病気の範囲が8疾病に限定されている上に1年以上の就業不能状態という条件がとても厳しいため、半ば『気やすめ』のように評価されていた部分もありました。

 しかし、全疾病保障となったことで8疾病以外の病気、ケガであっても入院によって1年以上就業不能となれば住宅ローンがゼロ円となる保障にグレードアップしました(ただし精神疾患は除く)。

【関連記事はこちら!】
⇒ 住信SBIネット銀行の保障拡充記念!?「全疾病保障団信」って本当にお得か分析。保障対象入院者数は、なんと「5倍」に!

 なので、住信SBIネット銀行に借り換えることで、今の銀行の団信よりも確実にグレードアップした保障を受けることができるということは、単純にお金では測れないメリットであると思います。

 ですから、以下のような人が、一覧表の借り換えメリットのある変動金利で住宅ローンを借りているのなら、住信SBIネット銀行への借り換えがおすすめです。

 ・年齢的に50代以上で統計的に病気のリスクが高まっている人
 ・今後の予定として50代の時点でも多額の住宅ローンが残ることが予想され、その時期に子どもの大学入試など多額の出費を控えている人
 ・従来からメインで使っている有利なクレジットカードのポイント制度があるため、りそな銀行のクラブポイントにシフトするメリットが少ない人

 ■住信SBIネット銀行の住宅ローンの概要
 金利 ⇒「住信SBIネット銀行」詳細ページを見る
 無料団信の保障範囲  死亡・高度障害+全疾病+ガン診断給付金特約(女性限定)
 オプション保険(保険料)  なし
 事務手数料(税込)  借入額×2.16%
 保証料(税込)  0円
【ポイント】
住信SBIネット銀行は三井住友信託銀行の銀行代理業者として「ネット専用住宅ローン」の契約締結を行っている。ネット銀行の強みを生かし、変動金利は業界トップクラスの低金利を実現している。加えて、全疾病保障を無料で付帯しているのも魅力的だ。
住信SBIネット銀行の公式サイトはこちら

【関連記事はこちら!】
[住信SBIネット銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]
変動金利・固定金利ともに低い金利水準!保証料や繰上返済だけでなく、全疾病保障も無料

両銀行ともWeb申込が条件だが、実店舗での相談もOK

 なお、住信SBIネット銀行はネット銀行ですから、インターネットでの申し込みとなるのは分かるのですが、今回のりそな銀行の借り換えローンもまたWeb申込となっています。ちょっとこのインターネットでの申し込みという点に心理的な抵抗を感じる人は多いと思います。

 しかし、住信SBIネット銀行は最近になって、リアル店舗での受付を開始しています。もちろんリアル店舗で申し込んでも、条件は全く同じですよ。

 また、りそな銀行についても同じです。土日も営業しているローンプラザや最寄りの店舗で直接相談することが出来ます。

 ネット銀行の住宅ローンはこうした実店舗を持たないことで金利を下げているというのがこれまでの見方でした。しかし、こうなってくるともうリアルの銀行と何ら変わらなくなっていますよね。それでいて金利が安いのですから、こういった機会にこそ利用しなければ損だと思います。

借り換えメリットがあるなら、今の銀行と金利交渉できる!

 住宅ローンを借り換えることでメリットがあるということは今、借りている銀行の金利を引き下げる交渉ができるということでもあります。

 りそな銀行の0.440%と住信SBIネット銀行の0.444%は公表されています。ローン残高と残期間は今の銀行は当然知っていますね。つまり、我々に借り換えメリットがあるということは今の銀行はすでに知っていることなんですよ。

 我々の方から何も言ってこないので、彼らはありがたく高い利息を頂いているというわけです。

 ですから、こちらが実際に借り換えることができる(その信用力がある)という事実を突きつければ、銀行としては対処せざるを得ないんです。この表は「今の銀行へ金利引き下げ交渉して、ここまで金利を下げることができる」という一覧表でもあるのです。

「損益分岐点」より、現在の住宅ローン金利が高ければ借り換えを!
現在の「ローン残高」 現在の「残り返済期間」
10年 20年 30年
1000万円 1.18% 0.81% 0.68%
2000万円 1.07% 0.75% 0.65%
3000万円 1.03% 0.73% 0.63%
4000万円 1.01% 0.72% 0.63%
5000万円 0.99% 0.72% 0.62%
6000万円 1.00% 0.72% 0.63%
※ 現在、変動金利で借りており、りそな銀行、住信SBIネット銀行に借り換えて、諸費用を現金で支払った場合の損益分岐点(借り替えてお得になる最も低い現在の金利)とした。りそな銀行の「クラブポイント」は考慮していない。

 これだけ損益分岐点の金利が低いと、過去に借り換えた人であっても当てはまる人はいるでしょうね。もし現在の銀行と金利交渉をするのならば、まず自分が審査に通るのかを確認する必要があります。

千日も仮審査を出しました! ~次回に続く

 それにしても、りそな銀行の変動金利0.440%というのは、センセーショナルな数字ですよね! メガバンクでありながら、ここまでの低金利を出すのは珍しいです。

 ここで、両銀行の特徴を振り返りましょう。

 ・住信SBIネット銀行の団信には全疾病保障が無料で付帯するようになったというのが大きなメリットです。借り換えで収支が若干有利であったとしても、保障がグレードアップする分、お金では測れないメリットがあります

 ・りそな銀行は、手数料込みの実質金利では住信SBIネット銀行の方が安くなるケースが多いですが、メガバンクならではの利便性とお得なポイント制度を利用すれば、順位はひっくり返ります

 実は、千日も住宅ローンの返済中ですが、この2つの銀行に仮審査を出しました!

 借り換えなくてもこれら銀行の仮審査に通ったら、今、借りている銀行に金利引き下げ交渉出来ます。どちらに転んでも、確実に支払いを安くできますからね。そのレポートは次回の連載でご報告したいと思います。お楽しみに!

 ■住信SBIネット銀行の住宅ローンの概要
 金利 ⇒「住信SBIネット銀行」詳細ページを見る
 無料団信の保障範囲  死亡・高度障害+全疾病+ガン診断給付金特約(女性限定)
 オプション保険(保険料)  なし
 事務手数料(税込)  借入額×2.16%
 保証料(税込)  0円
【ポイント】
住信SBIネット銀行は三井住友信託銀行の銀行代理業者として「ネット専用住宅ローン」の契約締結を行っている。ネット銀行の強みを生かし、変動金利は業界トップクラスの低金利を実現している。加えて、全疾病保障を無料で付帯しているのも魅力的だ。
住信SBIネット銀行の公式サイトはこちら

【関連記事はこちら!】
[住信SBIネット銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]
変動金利・固定金利ともに低い金利水準!保証料や繰上返済だけでなく、全疾病保障も無料

 ■りそな銀行の住宅ローンの概要
 金利 ⇒「りそな銀行」詳細ページを見る
 無料団信の保障範囲 死亡・高度障害
 オプション保険(保険料) 「団体信用生命保険」+「3大疾病保障特約付」+「7大リスクに対応の団信革命」(金利+0.3%)
 事務手数料(税込) 借入額×2.16%+3.24万円
 保証料(税込) 0円
【ポイント】
大手銀行の一角で住宅ローンの獲得に積極的な姿勢を見せる。変動金利、10年固定金利は諸費用を含めた実質金利でも非常に金利が低い。金利0.3%を上乗せで、16の特定状態・所定の要介護状態を保障する、他行には見られない新しいタイプの団体信用生命保険・「団信革命」を提供。特に借り換えに力を入れており、新規借入より金利・諸費用が安くお得だ。

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[りそな銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]
変動・10年固定のWEB限定商品は低金利!団信はオプションで病気・けがの7大リスクに対応

【注目の記事はこちら】 (クリックで該当する情報へ移動します)
>>変動金利が上がる時期を大胆予測!銀行が金利を引き上げるのは「2023年」?
>>【2018年最新版】住宅ローン金利動向を、借り換えのプロが解説! 18銀行を徹底比較
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【2018年10月最新版】競争が激しく、過去最低水準の低金利!
◆「変動金利」住宅ローン金利ランキング (新規借入)
※借入金額2500万円、借り入れ期間30年(詳細な条件は表組の下に記載)
順位 銀行名 <商品名>
実質金利
(費用等含む)
表面金利
(費用等除く)
保証料
(税込)
事務手数料
(税込)
1位 ◆ソニー銀行 <変動セレクト 頭金10%以上 変動金利>
0.585% 0.457% 0円 借入額×2.16%
【ソニー銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
外貨預金などで有名なソニーグループの銀行。「変動セレクトローン」は変動金利向けの商品で、手数料は借入額の2.16%かかるものの、表面金利が低いので、実質金利でも競争力がある。新規借入で頭金が10%以上あれば、借り換えよりも低い金利が適用される。
【関連記事】[ソニー銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]業界トップクラスの低金利や安い諸経費が人気!来店不要で迅速な対応が売りで、対面相談も可能!
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1位 ◆じぶん銀行 <全期間引下げプラン 変動金利>
0.585%
がん50%保障付き
0.457% 0円 借入額×2.16%
【じぶん銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行。変動金利の競争力が高く、業界トップクラスの低金利となっている。がんと診断されると住宅ローン残高が半分になる「がん50%保障団信」が無料付帯
【関連記事】[じぶん銀行の住宅ローンの金利・手数料は?] 変動金利は業界トップクラスの低金利!がんになると住宅ローンが半減する団信が無料
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1位 ◆住信SBIネット銀行 <通期引下げプラン 変動金利>
0.585%
全疾病保障付き
0.457% 0円 借入額×2.16%
【住信SBIネット銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
三井住友信託銀行とSBIホールディングスが設立したネット銀行で、表面金利の低さではトップクラス。借り換えを重視しており、変動金利(通気引き下げプラン)は、新規借入よりも金利を低く設定している。また、通常の団信に加えて、全疾病保障(8疾病+病気・ケガ)を無料で付帯しているので、魅力的だ。女性には、がんと診断されると30万円が支給される保障も無料で付けている。
【関連記事】[住信SBIネット銀行の住宅ローンの金利・手数料は?] 変動金利・固定金利ともに低い金利水準!保証料や繰上返済だけでなく、全疾病保障も無料
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1位
◆au住宅ローン <KDDI 全期間引下げプラン 変動金利>
0.585%
がん50%保障付き
0.457%
0円
借入額×2.16%
【au住宅ローンのメリット・おすすめポイント
携帯電話のauユーザーが、じぶん銀行が提供する「au住宅ローン」を借りると、毎月500円分キャッシュバック(チャージ)されるという特典が付いている。特典は最大3万円分(5年間)受け取れる。じぶん銀行の住宅ローンは変動金利の競争力があり、トップクラスの低金利だ。また、がんと診断されると住宅ローン残高が50%になる疾病保障「がん50%保障団信」が無料で付いているので安心感が高い。KDDIがじぶん銀行の代理店となり販売している。
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1位 ◆SBIマネープラザ <店舗相談MR.住宅ローンREAL 頭金20%以上>
0.585%
全疾病保障付き
0.457% 0円 借入額×2.16%
【SBIマネープラザの住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
SBIマネープラザは、証券、保険、住宅ローンなどを取り扱う、SBIグループのマネー相談プラザ。「MR.住宅ローンREAL」は住信SBIネット銀行の商品で、銀行代理店業者として販売する。変動金利は低金利で競争力があり、全疾病保障(8疾病+病気・ケガ)を無料で付帯する。SBIマネープラザの支店で相談する、対面用の商品。
【関連記事】[SBIマネープラザの住宅ローンの金利・手数料は?]窓口相談でも、ネット銀行並みの低金利を実現!さらに全疾病保障が無料という充実の保障体制
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