平成23年10月5日 第2337号
ソリューションプロバイダの株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:大塚 裕司)は、平成23年10月6日より、災害対策に有効なバックアップソリューション『TWIN NAS遠隔地バックアップ 3TB/6TBパック』を提供します。通常利用するファイルサーバでデータを複製し、さらにそのバックアップデータを遠隔地に保存します。これにより、3TB/6TBの大容量データを3重に保全し、万が一の障害や災害発生時に備えた企業のBCP対策として有効に利用できます。
本パックは、大塚商会が提供している大容量ファイルサーバ・ストレージとバックアップ専用ストレージ、大塚商会オリジナルの回線サービスをパッケージ化し、初期費用を従来の約半分程度に抑えました。また、設計コンサルティングやファイルサーバの設定作業などを効率化し、専用回線の事務手続きやルータのレンタル、設置・設定なども一元化することで、導入時の手間や工数を削減します。
回線にはベストエフォート型を利用することで、帯域保証型回線と比べてコストを下げ、中堅中小企業でも導入しやすくしました。実際に運用が想定されるデータを遠隔地へ転送し、バックアップにかかる時間等の事前検証(※)を行いパック化しているため、安心して導入いただけます。
今後も、本検証回線を利用し、各メーカーとも協力してWAN間におけるハードウェア、ソフトウェアの検証作業を実施して行く予定です。



(※)本パックによる事前検証内容
- ・東京~大阪間でベストエフォート型の回線を使用
- ・ファイルサーバ内に1TBのデータを用意
- ・運用に必要な遠隔地への初回フルバックアップ
- ・ファイルサーバの運用サイトにおける通常のバックアップ運用は、1時間毎にフルバックアップ、1日1回スナップショットバックアップ。
- ・遠隔地バックアップ運用は、3時間毎に差分データのみを転送。
■関連リンク
WIN NAS 遠隔地バックアップパック
O-CNET SMILE WAN