10月12日、18日に開催される中国共産党大会を控え、北京中心部に位置する混雑した展示場には、中国が最近達成した功績がずらりと並べられている。写真は10日、同展示センターの外で働く男性(2017年 ロイター/Jason Lee)

[北京 12日 ロイター] - 北京中心部に位置する混雑した展示場には、中国が最近達成した功績がずらりと並べられている。同国初の実戦用航空母艦、光り輝く高速鉄道列車、そして貧困から脱出した幸福そうな村民たち──。

 表向きには過去5年間の中国人民による成果を祝う展覧会だが、感謝すべき人物は習近平国家主席だということが露骨に示されている。

 共産党の宣伝部局が主催するこの展覧会に入場する来場客は、円形の控えの間を経由しなければならない。そこの赤い壁には、習主席の統治理念をベースにしたスローガンが飾られている。

 会場は10のホールに分かれており、それぞれの壁に習主席の写真が何百枚も飾られている。軍服を着て部隊を視察する姿や、海外要人と注目を浴びる姿に加え、子象を撫でている主席のソフトな側面を強調する写真もある。

 他の党幹部の写真は、対照的にずっと小さく、目立たない場所に展示されている。

 習主席のサインの入った160元(約2700円)の夕食代のレシートさえ展示されている。倹約ぶりをアピールするためだ。