収入源を分散させてリスクを減らす
「複業」という考え方

 では、派遣会社としては今後、このようなパートタイムの求人を増やしていきたいのだろうか。

「どんどん増やしていきたいと思っています。昔からの慣習で『フルタイムで働くべきだ』と考えられていた価値観を変えていってもいいと思うのですよ。週5回の求人で人が来ないのなら、週3回の人と週2回の人に働いてもらう、という考えがあってもいいと思います。また自由な働き方を選ぶ人はもちろんですが、『子育てが落ち着いたのでまた仕事をしたい』というブランクのある方にも、十分にお仕事が回る状態を作っていきたいと思っています」

 副業というと、正社員で働いている人が、小遣い稼ぎのように仕事をするイメージがあるが、今、読み方は同じでも「複業」という言われ方もある。収入源を複数にしてリスクを減らすという仕事の仕方だ。今後は、毎日一つの会社に出勤して、その会社からのみ収入を得るのではない、かといって完全なフリーランスというわけではないという、新しい働き方は確実に増えていくことになりそうだ。

(ジャイアント佐藤/5時から作家塾(R)