11月27日、米ウォルマート・ストアーズは、オンライン商品の安さでアマゾン・ドット・コムと初めてほぼ互角に勝負できる状況になりつつある。写真は2015年6月、アーカンソー州のベントンビルでウォルマートの店頭に並んだ同社のTシャツ(2017年 ロイター/Rick Wilking)

[27日 ロイター] - 米ウォルマート・ストアーズは、オンライン商品の安さでアマゾン・ドット・コムと初めてほぼ互角に勝負できる状況になりつつある。

 ロイターの調査や商品価格動向の専門家、小売りコンサルタント、納入業者、小売り業界筋などへの取材を踏まえると、幅広い商品でウォルマートとアマゾンの提示価格の差が目立って狭まり続けていることが分かった。

 小売データ分析を手掛けるマーケット・トラックの調査では、ウォルマートのオンライン商品の平均価格は現在、アマゾンより0.3%高いだけだ。同社は11カテゴリーの213品目につい11月7日までの700日間の推移を追った。それによると、昨年11月7日までの350日間は、ウォルマートの価格がアマゾンより3%高かったという。

 例えばスマートウオッチなど人気のウェアラブル商品を見ると、今年のウォルマートの価格はアマゾンより6.4%安く、1年前は逆に12.6%高かった。スポーツ・アウトドア用品は、今年がウォルマートがアマゾンより1.3%低く、1年前は3.5%上回っていた。

 こうした結果から、ウォルマートはオンライン上のいくつかの商品カテゴリーについて一時的な値引きではなく、一貫して価格を押し下げてきたことが分かる。