同好の士が集まり熱を帯びる情報交換
「インデックス投資ナイト」の内幕

 明けましておめでとうございます。本年もご愛読よろしくお願いいたします。

 年明けの1月7日(土)に、東京お台場の「東京カルチャーカルチャー」というイベントハウス(118名、着席可能)で、第4回目になる「インデックス投資ナイト」という催しが開催された。

 インデックス投資ナイトは、ブロガーの遠藤やすゆきさんという方が主宰し、「投信ブロガー」数人が協力して行なっているイベントで、主にインデックス投資について語り合おうというイベントだ。

 インデックス投資とは、個人投資家の場合、国内株式投資であればTOPIX(東証株価指数)のような株価指数(インデックス)に連動するように運用する「インデックス・ファンド」という商品を買う資産運用方法だ。

 インデックス運用は、運用会社の運用判断がほとんど入らない運用なので、手数料が安く、ほぼ市場平均並みの利回りが得られる、「シンプル、安価、無難」な投資方法だ。

 巨額の公的年金の運用をはじめとして、機関投資家の資産運用ではすでにメジャーな地位にある運用手法だが、個人投資家には、まだ広く普及しているというほどではない。

「インデックス投資などという退屈なテーマで盛り上がるのか」とご心配の向きもあるかも知れないが、同好の士が集まると、大いに熱気を帯びた情報交換が行なわれる。

 例年、チケットは完売しており、完売までの期間が毎年早まる傾向にあり、今年も満員で、テレビ東京や日本経済新聞など、メディアの取材も入った。