米クアルコムテクノロジーズインターナショナルは2月21日、「Qualcomm TrueWireless Steleo」の新世代技術を正式リリースした。

 新世代TrueWirelessテクノロジーは、CES 2018で発表されたBluetoothオーディオ用SoC「QCC5100」シリーズでサポートされる。旧バージョンと比較して、音声通話と音楽ストリーミングで電力消費量を最大65%削減。チップはウェハレベル4×4mmという超小型フォームファクタのパッケージと多彩な機能の開発キットソフトウェアを提供し、接続イヤフォン間を自律的に切り替えて消費電力のバランスを均等に保つという。

 また、QCC5100と「Snapdragon 845」を組み合わせた際に使用できる特別モード「Qualcomm TrueWireless Stereo Plus」もアナウンス。一般的な完全ワイヤレスイヤフォンの接続はステレオ信号を左右のうち一方に送り、信号を分割してリレー接続で他方のイヤフォンに音を送るという方式を取っている。対してTrueWireless Stereo Plusではモバイルデバイスの段階でステレオ信号を左右に分割し、デュアルモノラルの状態で左右それぞれのイヤフォンに直接信号を伝送する。これにより電力消費のバランスをさらに均等にした上で10%削減するほか、接続の待ち時間を短縮するとしている。

 同社はQCC5100シリーズの搭載製品を「2018年後半に利用可能になる予定」とアナウンスしている。

CES_Qualcomm
クアルコムによる完全ワイヤレスイヤフォンの参考デザイン