先週のコラムで入国管理局のサービス問題を取り上げ、大きな反響を巻き起こした。ツイッター、Facebook、中国の微博などソーシャルメディアにも、入管批判の書き込みがたくさん出ている。

SNSでの入管批判

 ポーランド政府観光局の方がツイッターに、「日本の空港で韓国の旅客にとんでもなく失礼な言葉で大声で罵声を浴びせている入国審査官を目撃して恥ずかしく思ったことがあります。ようこそJAPANが泣きますね。親方日の丸だから傍若無人も許される?この記事を読んで共感を覚えました」と書いた。

 HKmoviefan(@HKmoviefan)さんも「確かに上海浦東空港の職員は丁寧だし回答の礼を言うと笑顔見せる女性職員もいた」と感想をツイッターに書いた。

 Yoshihisa Kimura(@kimura)さんも「何か自分が偉い人だと勘違いしているんでしょうね」と批判している。

 阿鷹利幸さんという方はfacebookに、ご本人の自らの体験談を下記のように披露した。

「私は昨年のいつだったか、中国語で雑談しながら通関手続きに並んだのですが『イヌ』扱いされました。職員さんが『ウーッ』『ウーッ』と唸りながら白紙の申告書を顔の前に押しつけて来たので、『どういう意味ですか』『いつもそんなことされてるんですか?』と日本語で詰問したら、非常に驚き『外国人だと思ったもんで』。『外国人だったらそんなことするんですか』と言い返したら『英語(=言葉?)が通じないと思ったので』『(絶句)…』。今や関西弁を操る外国人も珍しくない時代なんですが。『日本語でも英語でも言葉を話せば大抵の意味は推測出来ますよ、此処でやることなんて世界共通なんですから』と言ったところ、やっと非を認める回答が有りました。入国手続はその国の第一印象であり、国のイメージを半分くらい決めてしまうので大事にすべきなんですが、これじゃあ話になりません。」