トヨタニューランドクルーザー・プラドTZ-G、乗用車替わりの頼れるSUV【試乗記】トヨタ・ランドクルーザー・プラドTZ‐G ボディは強靭なラダーフレーム構造 駆動方式はフルタイム4WD 悪路で威力を発揮するマルチテレインセレクトとクロールコントロールはop設定 価格:6SAT 536万3280円
 

ランクル・プラドの新型は最新のセーフティ機構を標準に、一新されたフロントマスクがフレッシュイメージをアピール。2.8リットルディーゼルの最上級グレードに試乗した。

マイナーチェンジで
衝突回避支援パッケージを標準装備

 圧倒的な走破性を誇るクロスカントリーSUV、ランドクルーザー・プラドがマイナーチェンジした。衝突回避支援パッケージのトヨタセーフティセンスPを全車に標準装備し、安全性能を大幅に引き上げると同時に、内外装にも変更を加えた。

 実車に対面して、ボクは「ハンサムになった」と感じた。新型のフロントマスクは横方向の広がり感を強調したデザイン。ランドクルーザー200との共通性を感じる、スクエアなスタイリングにふさわしい表情である。機能面も向上している。グリルとランプが横一線に並んだデザインは、フロントフード先端の見切りがよくなった。オフロードの走行性を高める、重要な改良点だ。

 リア回りはコンビネーションランプを一新。従来以上にワイドな印象を強調する造形で、フロントとの釣り合いがとれていた。全長×全幅×全高は4825×1885×1835m/m。新型は、旧型比で全幅と全高は共通、全長が65m/m長くなった。