個人投資家株師孔明:仮想通貨におけるブロックチェーンとは?【FISCOソーシャルレポーター】

4月6日 14時45分
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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株師孔明」氏(ブログ「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2018年4月4日13時に執筆

【株師孔明の株&仮想通貨ブログ】にて、株や仮想通貨のブログを執筆している「株師孔明」と申します。どうぞ、お見知りおきを。

昨今、様々な場面で仮想通貨というワードを耳にするようになった。それと同時に、よく耳にするのがやはりブロックチェーンだろう。ブロックチェーンは、仮想通貨取引を支える大切な技術だ。ビットコインの基盤技術として開発されたブロックチェーン技術は、その後数多くの仮想通貨誕生のきっかけとなり、さらにはその応用可能性について、仮想通貨領域の枠を越えて金融機関をはじめとするさまざまな企業や団体が模索を始めている。

しかしながら、まだまだブロックチェーンがどんなもので、仮想通貨そのものとの分別が付いていない人も多くいる。そこで今回は、仮想通貨と共に成長軌道を進むことが期待されているブロックチェーンについて、改めてわかりやすく触れておきたい。

■ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンにおいては「トランザクション」と呼ばれる取引データを一定期間、一定容量において集合体にしたものを「ブロック」と呼び、これらを「分散型ネットワーク」において保存する。

インターネット上ですべての取引を一定容量(ブロック)に区切って時系列的に鎖(チェーン)のようにつないでデータを蓄積する技術がブロックチェーンである。

■分散型ネットワークである点に強み

ブロックチェーンの画期的な点は、分散型ネットワークであることだ。従来型のネットワークは中央集権型であり、リスクが中央管理者に集中していた。中央管理者がハッキング被害に遭ったり、不正を行ったりすれば取引が適切に行われないリスクがあったと言える。

一方、分散型ネットワークであるブロックチェーンを活用すれば、中央管理者を介さずに取引が可能だ。個人対個人などでも直接取引が可能になることから、リスクが中央管理者に集中せずにすむ。とはいえ、個人レベルでの取引が可能となれば、個人のデータ機器が故障するなどのリスクを懸念するかもしれない。

しかし、ブロックチェーンではデータも分散させて保存していることから、仮にいくつかの機器が故障等で使用できなくなったとしても、データを再生できる。従来型のネットワークと比べてリスクを低減できていると言えるだろう。

■取引記録などの保存にも有用

仮想通貨取引に活用されているブロックチェーンだが、取引記録の保存などにも活用可能だ。

記録が消失するリスクを抑制できることから、公文書など長期間にわたり安全に保存することが求められるデータの保存にも活用しやすい。電子機器の発達に伴い、紙媒体でのデータ保存が減少し、電子データとして保存する割合が高まっている。データの電子化を進めることで保管スペースの削減などの効率化を進められるからだ。

しかし、電子データが機器のウイルス感染等で流出するなどのトラブルが発生しやすいデメリットもあった。ブロックチェーンを活用することでリスクを低減できれば、よりデータの電子化が進むのではないか。

仮想通貨取引においても、不正とみられる取引が発生した場合などは、ブロックチェーンをたどることで取引記録を確認できる。データ消失リスクが低いことが、ブロックチェーンを活用した文書管理などで確認されれば、より仮想通貨への信頼度も高まる可能性があるだろう。

■記録の追跡には限界も

ブロックチェーンでは取引記録を低リスクで保存できる点が魅力だ。しかし、現状では記録の追跡に限界もある。

日本では今年、コインチェックから大量の仮想通貨ネムが流出する事件が発生した。発生後のコインチェック等の調査では、流出したネムの存在場所が特定されていた。ブロックチェーンを活用した取引では、記録を追跡することで仮想通貨の移動をチェックできることが示された形だ。しかし、取引が繰り返されるにつれて次第に追跡が困難になり、流出した仮想通貨のうち一部はすでに別の通貨に換金された模様だ。取引記録の追跡には限界もあることが分かったのだ。

■ブロックチェーン技術向上で仮想通貨市場にも追い風

ブロックチェーン技術の進歩に伴い応用範囲が拡大すれば、仮想通貨取引を投機的として嫌っていた層も関心を高める可能性がある。ブロックチェーン技術の認知度と技術力が共に上昇すれば、仮想通貨取引への信頼感が生まれやすくなるからだ。

仮想通貨取引の安全性がブロックチェーン技術の機能向上によって高められれば、決済手段として仮想通貨が活用される場面も増えるだろう。決済目的での実需の保有が進めば、仮想通貨取引がFX取引などと合わせて活発化するのではないか。また、実需の取引が増加すれば、価格が急変しやすいという仮想通貨の性質が緩和されることも考えられる。価格変動リスクが低下することは投機的な取引で大きな利益を狙いたい層にはマイナス材料だが、より幅広い層に仮想通貨を保有させる上では好材料と言えるだろう。

■まとめ

仮想通貨におけるブロックチェーンとは、仮想通貨取引の安全性を支える大切な技術だ。データ管理にも応用できることから、ブロックチェーン技術の開発は今後も活発に進められると考えられる。

技術進歩に伴い仮想通貨取引の利便性や信頼性が高まれば、仮想通貨市場への新たな資金の流入はもちろんの事、株式市場でも仮想通貨関連銘柄への期待ができるだろう。

その他の仮想通貨やブロックチェーンに関する情報は、ブログの方でも詳しく綴っているので、「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」と検索し、目を通して頂ければ幸いである。

ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ネム、HERO、ICO、人工知能(AI)関連銘柄、防衛関連銘柄、EV関連銘柄、フィンテック関連銘柄、トランプ関連銘柄、ドローン関連銘柄、VR関連銘柄、リチウムイオン電池関連銘柄、IoT関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄、東京オリンピック関連銘柄、VR関連銘柄、自動運転関連銘柄、仮想通貨関連銘柄、ビットコイン関連銘柄など。

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執筆者名:株師孔明
ブログ名:株師孔明の株&仮想通貨ブログ
ツイッター:@kabusikoumei

(フィスコ)

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