4月10日、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯電話大手3社は、3社のユーザーであれば携帯電話番号だけでメッセージやスタンプなどをやりとりできるサービスを5月9日から開始すると発表した写真はアプリで表示されるラインのロゴ。2014年9月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

 [東京 10日 ロイター] - NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯電話大手3社は10日、3社のユーザーであれば携帯電話番号だけでメッセージやスタンプなどをやりとりできるサービスを5月9日から開始すると発表した。これまでのテキストのみのSMS(ショートメッセージサービス)に比べて、写真や動画なども送受信できるのが特徴だ。

 提供するのは「+メッセージ(プラスメッセージ)」。SMSは送受信できるテキストが70文字に限られていたが、新サービスは2730文字と文字数を気にすることなくメッセージをやりとりできる。また、グループメッセージにも対応した。

 5月以降に発売される機種には、プリインストールされる。発売済みの機種はアプリのダウンロードや既存アプリのバージョンアップで対応する。

 要望があれば、格安スマートフォンサービスを手掛けるMVNO(仮想移動体通信事業者)などへの提供についても検討する。将来的には個人間のメッセージサービスだけでなく、企業によるお知らせや各種手続きができるサービスの導入も予定している。

 国内の無料対話アプリを巡っては、LINEが高いシェアを占めているが、3社がタッグを組んだことで強力なライバルが出現することになりそうだ。

 会見した3社は、LINEに対抗するサービスかとの質問に対して「SMSの機能拡張という位置づけで対抗ではなはい」(ドコモの藤間良樹担当部長)、「携帯電話事業者としてお客様のコミュニケーションを円滑するのは使命だ」(ソフトバンクの千葉芳紀部長)と否定したが、LINEに対する優位性については「IDやパスワードなどユーザー登録をすることなく、アプリを立ち上げれば使える」(KDDIの金山由美子部長)とアピールした。

Copyright©2018 Thomson Reuters 無断転載を禁じます