4月18日、韓国と米国主導の国連軍は、いまだ北朝鮮と戦争状態にある。正式な平和条約という考えは今に始まったことではなく、また、1回の南北首脳会談で解決できることではないと、専門家は指摘する。写真は、対峙する北朝鮮軍兵士(右)と韓国軍兵士。板門店で2011年12月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[ソウル 18日 ロイター] - 南北首脳会談を27日に控え、韓国と北朝鮮は1950―53年の朝鮮戦争を正式に終結するための平和条約を協議している。同戦争では休戦協定が結ばれたため、厳密には両国はいまだ戦争状態にある。

 トランプ米大統領は、北朝鮮が非核化に合意するのであれば、そうした努力を「祝福」すると語った。

写真は統一旗。韓国・坡州の非武装地帯付近で1月撮影(2018年 ロイター/Kim Hong-Ji)

 韓国と米国主導の国連軍は、いまだ北朝鮮と戦争状態にある。正式な平和条約という考えは今に始まったことではなく、また、1回の南北首脳会談で解決できることではないと、専門家は指摘する。

 当時の韓国指導者たちは、朝鮮半島を分断する休戦に反対し、協定に署名しなかった。休戦協定に正式に署名したのは、北朝鮮軍の司令官、国連軍の米司令官、そして中国人民志願軍の司令官だった。

「南北首脳会談で、両国が1953年の休戦協定の終結を発表することは不可能だ」と韓国外国語大学校のPark Jae-jeok教授は指摘。「だが、南北が戦争を終結させることに合意し、平和条約に向け努力し、関係国との協議を推進することは可能だろう」