株式レポート

先週末の米国市場は大きく上昇 ダウ平均は3日間トータルで160ドル余り上昇 日本市場は小動きでのスタートか - 市況概況

5月7日 7時57分
マネックス証券
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NYダウ: 24262.51  △332.36 (5/4)
NASDAQ: 7209.62  △121.47 (5/4)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

1.概況
2日の米国市場は下落しました。ダウ平均はFOMCの結果発表後に下げ幅を広げる展開となり174ドル安の23,924ドルと4日続落となりました。また、S&P500株価指数が19ポイント安の2,635ポイントと反落となったほか、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も29ポイント安の7,100ポイントと反落となっています。
3日の米国市場は米国と中国の通商交渉への警戒感が相場の重石となるなか小幅に高安まちまちとなりました。ダウ平均は一時390ドル以上下げる場面もありましたが、200日移動平均線を割り込んだことで押し目買いが入り持ち直すと5ドル高の23,930ドルと5日ぶりの反発となりました。一方でS&P500株価指数が5ポイント安の2,629ポイントとなったほか、ナスダック総合株価指数も12ポイント安の7,088ポイントとなっています。
先週末の米国市場はアップル(AAPL)の大幅高を好感して上昇しました。取引開始後直後に150ドル安余りまで売られたダウ平均ですが、しばらくしてプラスに転じるとその後は大きく上げ幅を広げる展開となりました。結局ダウ平均は332ドル高の24,262ドルと続伸となりました。また、S&P500株価指数も33ポイント高の2,663ポイントと3日ぶりに反発したほか、ナスダック総合株価指数も121ポイント高の7,209ポイントとこちらも3日ぶりの反発となっています。

2.経済指標等
2日に発表となった4月のADP全米雇用リポートで民間部門雇用者数は前月比20万4000人増となり市場予想を上回りました。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利は市場の予想通り据え置きとなりました。声明文では物価上昇率が米連邦準備理事会(FRB)が目標とする2%に近づいたと物価見通しの表現をやや強め、政策金利を段階的にさらに引き上げることが正当化されるとしています。
3日に発表された4月の米ISM非製造業景況感指数は56.8と前月から低下し市場予想も下回りました。1-3月期の米労働生産性指数速報値も年率換算で前期比0.7%上昇に止まり市場予想を下回りました。一方で3月の米貿易収支の赤字額は前月比15.2%減の489億ドルに止まり市場予想を下回っています。先週一週間の米新規失業保険申請件数も前週比2千件増の22万1千件となりましたが、市場予想ほどは悪化しませんでした。3月の米製造業受注は前月比1.6%増となり市場予想も上回っています。
先週末に発表された4月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比16万4千人増に止まり市場予想を下回りました。平均時給も前年同月比2.6%増と市場予想を下回りました。しかし、失業率は前月から0.2ポイント低下の3.9%と17年4カ月ぶりの3%台となっています。

3.業種別動向
2日の業種別S&P500株価指数は全11業種のうちエネルギーを除く10業種が下げました。そのなかでも生活必需品が2%近く下落したほか、電気通信サービスとヘルスケア、金融も1%を超える下落となっています。
3日の業種別S&P500株価指数は全11業種のうちヘルスケアや金融、一般消費財・サービスなどの8業種が下げました。一方で素材や情報技術、資本財・サービスの3業種が上げています。
先週末の業種別S&P500株価指数は11業種全てが上げました。そのなかでも情報技術が2%近く上げたほか、生活必需品と一般消費財・サービス、素材、金融、資本財・サービス、不動産も1%を超える上昇となっています。

4.個別銘柄動向
2日の米国市場では、市場予想を上回る決算を発表したアップルが目標株価の引き上げが相次いだこともあり4%以上上昇し、ダウ平均構成銘柄で上昇率トップとなりました。また、決算が市場予想を上回ったマスターカード(MA)も3%余り上昇しました。一方で富士フイルムホールディングス(4901)による買収提案を見直すと発表したゼロックス(XRX)が急落し9%安となっています。目標株価の引き下げが相次いだ写真・動画共有アプリのスナップ(SNAP)も急落し22%近く下げています。
3日の米国市場ではボーイング(BA)が2%高となりました。ダウ平均構成銘柄で上昇率トップとなり、ダウ平均を1銘柄で44ドル余り押し上げています。また、決算が市場予想を上回る増収増益となった食品のケロッグ(K)も2%を超える上昇となっています。一方で決算やその後の説明会で量産車「モデル3」の生産を巡る不透明感が払拭できなかったことで電気自動車のテスラ(TSLA)が5%以上下げました。音楽配信大手のスポティファイの親会社であるスポティファイ・テクノロジー(SPOT)も慎重な見通しを嫌気して5%を上回る下落となりました。
先週末の米国市場でダウ平均構成銘柄はシェブロン(CVX)を除く29銘柄が上げました。そのなかでもアップルが4%近く上げ、ダウ平均構成銘柄で上昇率トップとなり上場来高値を更新しました。著名投資家のウォーレン・バフェット氏がテレビのインタビューで1-3月期中にアップル株を7500万株買い増したと明らかにしたことで買いを集めました。また、マクドナルド(MCD)も3%以上上げたほか、ウォルト・ディズニー(DIS)も2%を超える上昇となっています。ダウ平均構成銘柄以外では、決算が市場予想を上回る増収増益だった外食のシェイクシャック(SHAK)が急伸し18%余り上昇しました。最終赤字が市場予想ほど拡大しなかったインターネットラジオ局を運営するパンドラ・メディア(P)も急伸し20%近く上げています。

5.為替・金利等
2日の長期金利は前日と変わらずの2.96%となりました。3日の長期金利は0.02%低い2.94%となりました。先週末の長期金利は0.01%高い2.95%となりました。
ドル円は2日のFOMCの結果発表を前に3カ月ぶりに一時110円台を付ける場面もありましたが、FOMCの声明文に利上げ加速を示唆する文言がなかったとして円高に振れると、その後長期金利が低下したこともあり109円台前半まで円高が進みました。

【VIEW POINT: 今日の視点】
休場中にトータルでダウ平均が160ドル余りの上昇となった一方で、ドル円が円高となるなど強弱材料が入り混じる格好となっていることから本日の日本市場は小動きでのスタートが予想されます。こうしたなか日経平均はドル円の動向をにらみながらの展開となりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之)

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