アップルが米初の「1兆ドル企業」目前5月11日、アップルは10日時点の時価総額が9340億ドルとなり、米上場企業として初の1兆ドル(約109兆円)が目前に。ただ、アマゾン・ドット・コムも猛追しており、ほどなくアップルを超える勢いだ。2016年2月撮影(2018年 ロイター/Dado Ruvic)

[サンフランシスコ 11日 ロイター] - アップルは10日の時価総額が9340億ドルとなり、米上場企業として初の1兆ドル(約109兆円)が目前に迫った。ただ、アマゾン・ドット・コムが好業績を支えに猛追しており、ほどなくアップルを超える勢いだ。

 アップルは先に発表した1000億ドル規模の自社株買い計画や米著名投資家ウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハザウェイによるアップル株買い増し報道で株価が大幅に上昇。1日の決算発表後の株価上昇率は12%に達した。

 時価総額は1兆ドルまであと8%で、ポルトガルやニュージーランドなどの国内総生産(GDP)を超えた。

 CFRAのアナリストのアンジェエロ・ツィーノ氏は9日、音楽ストリーミングやオンラインストレージなどサービス関連の収入が大幅に伸びているとして、アップルの目標株価を195ドルから210ドルに引き上げた。この株価に基づけば時価総額は1兆0300億ドルとなる。アップルの時価総額が1兆ドルの大台に乗せると予想するアナリストは、ツィーノ氏を含めて13人に上る。

 しかしアップルが1兆ドルを超えても、すぐに2位のアマゾンに抜かれそうだ。アマゾンは時価総額が7800億ドルとアップルよりも1480億ドル少ないが、株価上昇と売上高拡大のペースはアップルを大幅に上回っている。予想利益に基づく株価収益率(PER)はアップルの15倍に対して100倍を超えている。