ルーディンの16件のオフィスビル物件では過去12年間で各テナントが使う電力量が11%増えたにもかかわらず、全体の電力消費量は減少した。

 ギルバート氏は、改善されたソフトウエアで分析できるデータの徹底的な収集と、空調システムでの可変式回転速度のファン使用により、ビル設備運用システムにおける未開拓分野を新たに切り開くことができたと説明した。

 物件内の人数と空調用ファンの回転速度といった異なるデータ間の相関関係を分析するだけでも、電力消費量を大きく減らすことができたという。

 大手不動産会社CBREグループは、同社がビル設備運用システムのスマート化を支援した2万2000件余りの不動産物件で、年間の水道光熱費を5─15%節約できたと推計している。

 ビル設備運用システムのスマート化を手掛ける企業、エナジー・テクノロジー・セービングスは5日、「スマートキット・AI」と呼ぶ携帯電話向けソフトウエア開発のため、優先株を売り出して180万ドルの資金を調達した。