ファーウェイ「HUAWEI P20 lite」は、「P8 lite」「P9 lite」「P10 lite」とSIMフリースマホでは最もボリュームが大きい3万円前後のミドルクラスで長らく市場をリードしてきた、大人気シリーズの最新モデルだ。

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HUAWEI P20 lite

3万円強のスマホながら、ハイエンド機の機能を盛り込む
ミドルクラス一番人気の座は揺るがない!?

 同社のミドルクラスには、2万円台半ばに「HUAWEI nova lite 2」という人気モデルもあるが、HUAWEI P20 liteは若干価格は上がるものの(税抜3万円程度)、よりハイエンドモデルに近い内容やトレンドを盛り込んだ製品となっている。

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見る角度で光の反射が変わるクラインブルー
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ノッチ部分の面積は比較的小さい。隠す設定も可能

 具体的には「狭額縁+ノッチ付き」の縦長画面、デュアルカメラの搭載などがある。まずディスプレーは、19:9の5.84型液晶(1080×2280)を採用。ノッチ(切欠)ありのデザインにより、本体サイズを犠牲にせずに、画面サイズを拡大。実際に端末の横幅は約71.2mmと従来の5.2型モデル並だ。また本体の重さは145gと、最近のスマホの中ではかなり軽量で、それも使いやすさに繋がっている。

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サクラピンクのカラバリのau版。SIMフリー版との違いはストレージ容量のほかは、背面のロゴ程度
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側面のメタルフレームは高級感も感じさせる

 リアのカメラは16メガに加えて、距離測定用の2メガのサブカメラを搭載。一眼カメラのような被写体のボケ味を味わえる「ワイドアパーチャ撮影」では、被写体を正確に認識してくれる。実際の作例を見てもらえばわかるように、明るい場所を中心にミドルクラスとは思えない高画質の写真を残すことができる。

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リアにデュアルカメラを搭載
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 そのほかの主なスペックは、オクタコアの「HUAWEI Kirin 659」(2.36GHz+1.7GHz)、4GBメモリー、32GBストレージ(au版のみ64GB)、3000mAhバッテリー、Android 8.0など。DSDSには対応していない。

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背面にタッチ式の指紋センサーを搭載。顔認証機能も用意されている

 ベンチマークの結果は、3D系はやや弱いもののAntutu 7では約8万7000点と、ミドルハイクラスに迫る数値となっているので、普段使いには十分以上の性能であることがわかるだろう。PCMarkのStorage testについては、ファーウェイ製端末では不自然な数字になるケースが見られるので、こちらはあくまで参考として見てほしい。

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Antutu 7
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3Dmark Sling Shot Extream Unlimited
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PCMark Storage test

 HUAWEI P20 liteはSIMフリー版のほか、au、UQ mobile、Y!mobileからも提供される(カラバリはいずれもクラインブルー、サクラピンク、ミッドナイトブラックの3色)。UQ mobile/Y!mobileの製品についてもストレージは32GBで、SIMロックはかかっていない。au版は64GBでSIMロックはかかっているが、条件を満たせば解除はもちろん可能で、ドコモ向けバンドにも対応している。

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ミッドナイトブラック

 同シリーズの人気の理由である高いコストパフォーマンスを、最新トレンドを取り込むことでさらに強化。この価格帯では他社製品に対して、再度リードを広げた感がある。今年もミドルクラスでは中心的な存在となりそうだ。