【高輪中学校・高等学校】厳し過ぎず規律のある校風が、 自然体で男子の健やかな成長を促す

高輪中学校・高等学校

厳し過ぎず規律のある校風が、自然体で男子の健やかな成長を促す

著者・コラム紹介

伝統のある男子進学校として安定した進学実績を持つ高輪。時流を追わず、自然体の教育が持ち味だ。人間性を育む体験学習を大切にしながら、校訓である「自主堅正」を実践。来年度からは長期の留学制度もスタートする。

高輪中学校・高等学校
真壁 亨入試広報部長

 校訓は「自主堅正」。自分の意志で自分を戒め正し、厳しい現実の困難を乗り越え、絶えず人格向上に努力しようとする自律自浄の精神の育成を目指す、という意味だ。

 「分かりやすく言うならば、昨日の自分より今日の自分、今日の自分より明日の自分へと、その持っている能力を磨き、人格を向上させること。高輪の6年間は、物事の本質を探り、常に内面の深いところまで目を向け、他者を思いやることを学ぶ日々になります」と語るのは、入試広報部長の真壁亨教諭である。 

 2015年に創立130周年を迎えた伝統校で、校舎は名刹・泉岳寺に隣接。都心にありながら緑が多い風景は、自然体で穏やかな校風によく似合っている。

 教育目標は「人を育てる指導」と「大学へ進学させるための指導」の両輪だが、最近はグローバル化にも力を入れている。中3、高1の英国でのサマースクールや、中3の米国でのサンタクルーズ・ホームステイ、高2のオーストラリア海外学校交流(5泊6日全員参加)など、さまざまな海外体験の機会を設けている。

 それに加えて、来年度から長期の留学制度を開始する。場所は現在ホームステイを行っているサンタクルーズのモントレベイ・アカデミー。19年の夏から8カ月間、高校1、2年を対象に2人ずつ派遣する予定だ。

 「留学を含めて、英語4技能(※)の習得など、大学入試改革に向けての対応も行っていますが、英語教育だけにフォーカスするわけではありません。まずは感受性の鋭い時代に、異文化に触れる海外体験を通して、外に一歩踏み出す勇気を身に付けてほしいのです」と真壁教諭は語る。

体験による驚きや感動を通して、人間性を育む

高輪中・高では、宿泊や体験行事を通じて豊かな人間性を育む「体験学習」を大切にしている。写真は中2「農工芸体験学習」でラフティングをしたときの様子

 また高輪では、年間を通じてさまざまな体験学習を用意している。中1では、長野県上高地での自然体験学習、中2では群馬県水上での農工芸体験学習、中3では年度によって行き先を変える西日本探訪を実施し、それが沖縄であれば離島での民泊体験を行う。

 「体験学習で重視しているのは、さまざまな体験を通して驚きや感動、努力や達成感を知り、豊かな人間性を育むこと。教室の授業だけでは得られない、仲間との絆など大切なものを、宿泊や体験行事を通じて学んでもらいたいと考えています」と真壁教諭。

 同校は専任教員の割合が約8割と高いのが特徴で、一人一人の生徒への目配りが行き届いている。部活動も盛んで、高1での加入率は例年8割を超える。上級生を「兄貴」として下級生が慕う風土があり、卒業生が学校を訪れる頻度も高い。

 毎年、卒業生の約4割が国公立大や難関私立大へ進学する。最近はやや文系が増えたが、理系進学は5割を超えている。いたずらに時流を追わない教育方針、厳し過ぎず規律のある校風が、自然体で男子の健やかな成長を促している。

※「英語4技能」……読む、聞く、話す、書くの四つの技能


[PR]

DOLトップへ

学校データ

高輪中学校・高等学校

最寄駅
都営地下鉄浅草線・京急線「泉岳寺」、都営地下鉄三田線・東京メトロ南北線「白金高輪」

所在地
〒108-0074
東京都港区高輪2-1-32

TEL
03-3441-7201

URL
https://www.takanawa.ed.jp/

中高一貫校・高校 本当に子どもの力を伸ばす学校 特設サイトへ


DOL plus

「DOL plus」

⇒バックナンバー一覧