【ドルトン東京学園中等部・高等部】来春、世界に広がる教育メソッド 「ドルトンプラン」を実践する共学校が開校

ドルトン東京学園中等部・高等部

来春、世界に広がる教育メソッド「ドルトンプラン」を実践する共学校が開校

著者・コラム紹介

米国ニューヨークを発祥地とする「ドルトンスクール」。その教育メソッドを実践する日本で唯一の中高一貫校が、2019年春に開校する。共学校で1学年100人ほどの少人数制。「自由」「協働」の二つの原理を軸に“学習者中心”の教育を展開。グローバルな視野を育んでゆく。

ドルトン東京学園
中等部・高等部
河合弘登理事長

 来春、東京都調布市に、「ドルトンプラン」を実践する、日本で唯一の中高一貫校が誕生する。ドルトンプランとは、今からおよそ100年前、米国の教育家ヘレン・パーカーストが提唱した“学習者中心”の教育メソッドである。当時多くの学校で行われていた詰め込み型の教育に対する問題意識から生み出されたメソッドで、「自由」と「協働」の二つの原理に基づいている。ドルトンプランを導入した学校は、現在世界中に広がり、パーカースト自身がニューヨークに設立したThe Dalton Schoolは、アイビーリーグに卒業生を多数輩出する名門進学校として知られている。

 河合弘登理事長は、「ドルトン東京学園は、ヘレン・パーカーストの教育理念を継承し、日本の教育制度に適合しながら“学習者中心教育”を実践します。ドルトンプランの特徴は、一人一人の知的な興味や旺盛な探究心を育て、個人の能力を最大限に引き出すこと。最終的には、グローバルな視野で新しい時代を切り開く人材を育てたい。日本の教育界に新風を巻き起こすべく、新しい形の学校をめざしています」と意気込みを語る。

「ハウス」「アサインメント」「ラボラトリー」の三つの柱

緑多い調布の新校舎は、ドルトンプラン実践の場としてさまざまな工夫がある。写真は図書館と一体化した学習空間(ラーニングコモンズ)

 同校では「自由」と「協働」の二つの原理を実現するため、「ハウス」「アサインメント」「ラボラトリー」という三つの柱を用意している。

 「ハウス」とは、授業を受けるHR(※)クラスとは別に異学年の生徒で編成される集まりで、ハウス担任が付き、学年を超えた活動を行うことで、多様性や他者と協働する力を身に付けてゆく。授業では「アサインメント」と呼ばれる課題が設定され、単に知識を学ぶのではなく、「どうしてそうなるのか」などの疑問を持って、主体的に探究してゆく。ドルトンプランでは、授業は“先生から教わる場所”ではなく、“自分で主体的に学ぶ時間”なのだ。そして7時間目に設置される「ラボラトリー」では、自分で学習を設計し実践する。授業で得た知識や技能を、個人または少人数のグループで深めてゆくのだ。この三つの柱に取り組むことで、生徒たちは自主性、社会性、創造性を身に付けてゆく。

 さらに同校では、英語プログラムに力を入れる。実生活で使える英語をテーマに、6年間を通して、伝わる表現や正確性を身に付け、CEFR(セファール)(※※)・B2レベル以上をめざす。原則として、全員に海外ホームステイを経験させ、未来のグローバル市民を育成する。帰国生入試も実施し、将来的には世界に広がるドルトンスクールとの交流も計画しているという。

 6月中旬から学校見学会もスタート。「教職員一人一人が、生徒と保護者の方々と共に学び続けるパートナーでありたい、変化の激しい時代に呼応した革新的な存在でありたいとの思いで、今一丸となって開校への準備を進めています」(河合理事長)。

※「HR」…ホームルーム
※※「CEFR」…欧州を中心に幅広く導入されている言語の国際標準規格。Common European Framework of Reference for Languages
※※※同校は2019年4月開校予定


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学校データ

ドルトン東京学園中等部・高等部

最寄駅
小田急線「成城学園前」より小田急バス「NTT中央研修センタ」行き「NTT中央研修センタ」下車、京王線「つつじヶ丘」より「成城学園前駅西口」行き「NTT中央研修センタ」下車

所在地
〒182-0004
東京都調布市入間町2-28-20

TEL
03-5787-7945

URL
http://www.daltontokyo.ed.jp/

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