【中村中学校・高等学校】30歳を見据えたキャリアデザイン教育 “機に応じて活動できる女性の育成”を目指す

中村中学校・高等学校

30歳を見据えたキャリアデザイン教育“機に応じて活動できる女性の育成”を目指す

著者・コラム紹介

1909(明治42)年に中村高等女学校として創立された中村中学校・高等学校。“30歳からの自分”をイメージさせる「キャリアデザイン授業」を取り入れ、目まぐるしく変わる世界に対応できる“機に応じて活動できる女性の育成”を目指している。

中村中学校・高等学校
永井哲明校長

 都営地下鉄大江戸線・東京メトロ半蔵門線の「清澄白河(きよすみしらかわ)」駅から徒歩3分。近代的な校舎は、緑の深い清澄庭園に隣接し、都会の雑踏から離れ、ゆったりとした雰囲気に包まれている。永井哲明校長は、「本校は東京の下町、深川という地域に支えられてきた女子校です。建学の精神である“機に応じて活動できる女性の育成”は、今まさに必要とされているコンピテンシー(総合的変化対応能力)といえます」と語る。

 同校は、“30歳からの女性の生き方”を考えるキャリアデザイン教育に特徴がある。長期的かつ幅広い視野で自分の将来を考えられるよう、中高6年間を通して生徒一人一人のキャリアデザインを支援してゆくものだ。「30歳というのは、女性にとって生き方の探究から実現段階にかかる大切な時期。そのときに迷わないよう、社会貢献と社会創造をゴールに、自らの人生をデザインしていく力を中高時代から育んでいくのです」(永井校長)。

日本語と英語教育に注力、面倒見の良い校風

高1の1月から高2の12月まで留学する国際科。短期留学と異なり、1年留学は飛躍的に英語力と思考力がアップするところに大きな魅力がある

 その同校が力を入れているのが、思考力を育む“日本語道場”。校内には生徒たちが選んだ「私の一冊」の本棚があり、毎朝ホームルームには「朝読書」の時間が設けられ、読書ノートの作成が行われる。卒業までに小論文・レポートを100本書き上げる「100本表現」などのプロジェクトもあり、考えて表現する力を徹底して鍛えている。

 また英語教育では、世界に通用する“本気”の英語教育を展開している。

 例えば中1で地元・深川の歴史と文化を学び、中2で初対面の外国人に英語で深川を案内する国内サマースクールを実施する。高校には「国際科」があり、米国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの4カ国の提携校に、原則1校1人1年間の留学を実施。同科の生徒たちは留学を経てTOEFL iBT(※)のスコアを80点以上に伸ばし、これまで海外の大学をはじめ上智大学外国語学部や慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)、早稲田大学国際教養学部などに進学している。

 永井校長が目指しているのは、他律(やれ)から自主自律(やろう)の学習だ。そのため、CAN(できることは100%やる)、MUST(すべきことに背伸びして努力する)、WILL(やりたいことにジャンプして挑戦する)の3段階の姿勢を生徒に奨励している。

 指導の土台となるのは、校訓である“清く、直く、明るく”。「わがままをおさえ、ひとに迷惑をかけず、ひとに親切をつくす」、という意味だ。1学年124人定員という少人数制で、担任・副担任制をとっている。生徒一人一人に目が行き届く面倒見の良い学校としても知られている。「本校の生徒たちの特徴は、飾らないこと。ありのままの自分を出せる生徒が多い」と永井校長。伸びやかな校風がうかがえる。

※「TOEFL iBT」……コミュニケーションに必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に測定するテスト。テストセンターにて全セクションをコンピューター上で受験する


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学校データ

中村中学校・高等学校

最寄駅
東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄大江戸線「清澄白河」

所在地
〒135-8404
東京都江東区清澄2-3-15

TEL
03-3642-8041

URL
https://www.nakamura.ed.jp/

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